「いちにちおこめ」発売
2025-07-25 13:11:47

絵本『いちにちおこめ』、お米の魅力を描いた最新作が登場

2025年8月5日、株式会社PHP研究所から新たな絵本『いちにちおこめ』が登場します。この本は、家族みんなで楽しみながらお米について学べる食育絵本として注目されています。

この作品は、子どもたちが自分自身を様々なものに変身させながら冒険する「いちにち」シリーズの第12弾です。主人公の男の子が、種籾や稲穂に変身する様子を通じて、ユーモアたっぷりに「お米ができるまで」の過程を描写しています。現代社会では、供給不足や価格高騰が話題となっているお米ですが、この絵本を通じてその重要性を楽しく伝えようとしています。

「いちにちシリーズ」は、すでに累計60万部を突破しており、大人から子どもまで幅広い支持を受けています。特にシリーズの初期作品『いちにちおもちゃ』が好評だったことをきっかけに、たくさんの新作が生まれました。さまざまなテーマで展開されるこのシリーズは、主人公が体験する冒険と独特のオノマトペが特徴で、声に出して読みたくなる魅力があります。

新刊『いちにちおこめ』のテーマについては、作者の福部明浩さんと絵を担当する川嶋ななえさんが長年温めてきたものであり、特に注目されていました。このシリーズの中でも常に候補として挙がりながら、発刊のタイミングを見計らってきた結果、ついに書籍化が実現しました。 特に2024年にマクドナルドのハッピーセット®の絵本付録が決まった際、この『いちにちおこめ』の企画が採用され、書籍化の動きが加速したと言われています。

ただの絵本に留まらず、教育的な価値も持つ本作では、米作りについて学びながら、食卓に上る一粒の重要性をも感じられるような工夫が凝らされています。東京農業大学の辻井良政教授による監修の下、88の工程があると言われる米作りのプロセスが、主人公の変身を通じて分かりやすく表現されています。

この作品のページ数は増加し、より充実した内容に仕上げられています。その中で、色々な擬音や魅力的なイラストが使用され、子どもたちが楽しく学びながら楽しむことができるよう工夫されています。お米がどのように育てられ、私たちの食卓に並ぶのかを理解する大切な機会を提供してくれることでしょう。

絵本は全32ページ、定価は1,760円(税込)です。また、発売を記念した読み聞かせやワークショップも各地で開催され、子供たちに直接触れる機会が作られています。具体的には、大垣書店イオンモール堺鉄砲町店で8月16日、紀伊國屋書店堺北花田店で8月17日に行われる予定です。詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。

この絵本が多くの家庭に届き、お米の大切さを知るきっかけになることを期待しています。子どもたちにとって、遊びながら学ぶことは何よりも大事な体験です。今後も「いちにちシリーズ」の新しい展開に目が離せません。


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