「キリン 午後の紅茶」が好調な販売を記録
キリンビバレッジ株式会社が誇る「キリン 午後の紅茶 ストレートティー、ミルクティー、レモンティー」は、6月18日のリニューアルからわずか1カ月で、販売数量がなんと5,000万本を突破しました。これは、前年同期比の115%という驚異的な伸びを見せており、業界でも注目を浴びています。
新たな利用者層を開拓する要因
リニューアル以降、「午後の紅茶」の購入者の中には、これまで紅茶を選ぶことが少なかった層が増加していることが判明しました。これは、アイスティーの推進と多様な商品ラインアップの展開が重要な要因となっています。
夏のアイスティーを楽しむプロモーション
「午後の紅茶」は、「夏のアイスティー」をテーマにした入念なプロモーション活動を実施しています。清涼飲料市場の6月から8月が最盛期であることから、CMやデジタル広告、交通広告などを通じて、アイスティーの魅力を広めてきました。特に、スリランカ産の高品質な紅茶葉を用いたCMが高い評価を受けています。
実際の体験イベント
さらに7月には、東京、名古屋、大阪の3都市で「夏のアイスティースタンド」を開催し、1万人以上の来場者がキリンのアイスティーを体験しました。多くの人々がアイスティーの楽しさを実感し、その新たな味わいを堪能したようです。
モダンな紅茶文化の浸透
最近では、紅茶専門店やティースタンドが増え、紅茶文化の定着が進んでいます。「午後の紅茶」ブランドでも、ティースパークリングやフレーバーティーといった新商品を展開し、消費者の選択肢を広げています。この影響で、これまで紅茶飲用頻度が低かった層からの支持も集めています。
チームの思い
イノベーションの裏には、キリンビバレッジのマーケティング担当者、川名翔子さんの「本物の紅茶を届ける」という熱い思いがあります。彼女は、1986年の発売以来、日本に紅茶文化を広めることを目指してきました。そして、今年の夏は新たにリニューアルした「午後の紅茶」で、さらなる消費拡大を図っています。
今後の展望
加えて、キリンは星野リゾートBEBと提携し、夏季の期間限定でアイスティー体験を実施することが決まっています。これにより、さらなる来客が見込まれており、ブランドの認知度が高まることでしょう。
来年度は“紅茶の幸せを広げる”という新たなブランドビジョンを掲げ、自然や人と共存した製品作りを進めていく意向です。これにより、消費者の健康やコミュニティの充実に貢献していく予定です。
「キリン 午後の紅茶」の挑戦は、夏のアイスティーを通じて、新たな文化とともに人々の生活に幸せをもたらすことを目指して続いています。