GMOイエラエ、Automotive CTF 2024で世界2位を達成！

GMOイエラエがAutomotive CTF 2024で世界2位の快挙を達成

2024年10月21日、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社（CEO：牧田誠）の脆弱性調査・研究チーム「GMOイエラエ」が、米国ミシガン州デトロイトで開催された自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF 2024 グローバル決勝」で世界2位に輝きました。この大会は、自動車業界のサイバーセキュリティに特化した競技であり、全球から選りすぐりのチームが参加しました。

Automotive CTFとは？

このコンテストは、VicOneとBlock Harbor Cybersecurityが主催しており、自動車業界におけるセキュリティ意識の向上や専門知識の育成を目的としています。日本からは「Automotive CTF Japan」で優勝したチームが参加し、さらに米国、ドイツ、韓国、スウェーデンから集まったチームと共に競争しました。

コンテストの形式と結果

GMOイエラエは、5400点を獲得し、その結果としての世界2位を手にしました。この大会では「ダイナミックスコアリング」という独自の評価形式が用いられ、多くのチームが解いた問題ほどその問題の点数が低くなる仕組みでした。このシステムは、より難易度の高い問題に挑戦したチームに有利にはたらきます。

競技中は緊張感が漂い、スコアボードも公開されないため、最終結果の発表までわからない状況でしたが、当チームは自身の経験を活かし、高いパフォーマンスを発揮しました。

参加メンバーの意気込み

高度解析部の古川和祈氏は、「普段の業務で培ってきた車載システムやCANに対する攻撃経験が結果に反映された」と振り返り、来年こそは世界1位を目指して精進するとコメントしています。彼は、日本代表として出場できたことに誇りを感じています。

自動車とサイバーセキュリティの重要性

自動車業界は近年、コネクテッドカーや自動運転車の普及に伴い、サイバーセキュリティの重要性が一段と増しています。GMOサイバーセキュリティには、数々のハッキングコンテストで研鑽を積んだホワイトハッカーが在籍し、彼らのノウハウを活かしたIoTペネトレーションテストを通じて、自動車の安全性をまもる取り組みを行っています。