「かんたん朝晩ダイエット」の実績、ダイエット成功率が3人に2人

「かんたん朝晩ダイエット」の効果的な結果

オムロンヘルスケア株式会社が開発した健康管理アプリ「OMRON connect」に搭載された「かんたん朝晩ダイエット」の利用者を対象にした調査結果が発表されました。本機能の利用開始から1年が経過し、ユーザ513名を対象にした結果が示すのは、なんと66.9%の参与者が減量に成功したという驚きの事実です。

この「かんたん朝晩ダイエット」は朝と晩に体重を測定し、日々の体重変化を管理する新しいダイエット方法で、特に朝の体重は最も軽く、夕食後の体重が最も重いという科学的な考え方に基づいています。利用者は30日後の目標体重を設定し、朝の体重を測ることで、自動的にその日の目標体重変化量が計算され、晩の目標体重が決まります。この仕組みによりユーザは、夜間に目標体重を意識し、ダイエットに取り組むことが可能になります。

調査の詳細と結果

本調査では、利用者の体重の前後や意識の変化についての質問が行われ、以下のような興味深い結果が得られました。

1. 減量成功率: 利用者513名のうち約66.9%が減量に成功しました。
2. 減量量: 成功者のうち約83.9%が1kg以上減量し、29.4%が3kg以上の減量に成功。
3. 意識の変化: 約50%が食事量や内容への意識が高まったと感じており、24.6%が健康管理への意識向上を実感。
4. 測定の継続: 約80%の利用者が毎日体重を測定し続けた結果、成功率の向上に寄与。
5. 継続理由: 62.4%のユーザが「モチベーションを維持しやすい」という理由で継続しており、手軽さも重要な要素とされています。

専門家の見解

独立行政法人国立病院機構京都医療センターの坂根直樹先生は、体重計にのる頻度が高いほど減量促進や糖尿病予防に効果的であると述べており、このアプリの機能が減量や健康的な生活習慣の促進に寄与しているとしています。特に、毎日の目標が明示されることが利用者にとって非常に励みになるとのことです。また、手軽に利用ができ、時間がかからないことも継続の鍵となっていると考えられています。