ブロードリッジが新たなリーダーシップ体制を発表
フィンテック業界のリーダー、ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズは、デヴィット・ランエイカースをアジア太平洋地域(APAC)担当プレジデントに任命したことを発表しました。これは、ブロードリッジがその国際的なプレゼンスをさらに強化し、地域のビジネスをより効果的に推進するための重要なステップです。
デヴィット・ランエイカースが担う役割
ランエイカースは東京を拠点にし、APAC地域の全事業を総括します。また、日本のシニア・カントリー・オフィサーとして、特に日本における投資や成長戦略の中心的な役割も果たします。彼はこの分野でも12年以上の経歴を持ち、ロンドン証券取引所グループの日本代表として多くの価値ある経験を積んできました。
彼の任命について、ブロードリッジ・インターナショナルのプレジデント、マイク・スレイトホルムは「ランエイカースは30年以上の業界経験を有し、顧客に優れた成果をもたらすことに長けている。複雑な規制の中での成功事例も多く、彼がこの地域でブロードリッジの成長を推進するのに最適な人物である」と期待を寄せています。
ランエイカースのビジョン
新たに就任したランエイカースは、自身のビジョンについて次のように述べています。「革新的なソリューションや専門知識、地域でのプレゼンスを活用し、市場での地位を強化し、顧客に対して比類ない価値を提供していきたい」と。その目標は、お客様のビジネスを近代化し、簡素化、最適化していくことを通じて、より大きな成功を目指すことです。
彼はまた、信頼性の高いテクノロジー・パートナーとしてのブロードリッジの役割についても触れ、APACにおける強固な基盤をさらに活用する意欲を示しました。
ランエイカースのキャリアと専門知識
LSEGにおいては、日本でのRefinitiv事業統合や地域拠点の拡大に関与したほか、サンガード・システムズやトムソン・ファイナンシャルでの営業部門の要職を経験。これにより、香港、シンガポール、東京で顧客管理や市場開発の専門知識を磨いてきました。オーストラリアのモナシュ大学では応用科学(コンピューティング)の学士号を取得しています。
ブロードリッジの企業理念
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズは、年商60億ドルにのぼる世界有数のフィンテック企業です。世界中の銀行や証券会社、資産運用会社に対して、事業の変革を支援するテクノロジー基盤を提供しています。自社のプラットフォーム上では、日々大量の証券取引が行われており、グローバルなコーポレートガバナンスを実現する重要な役割を担っています。さらに「働きがいのある会社」としても評価されています。
今後のブロードリッジの動向に期待が寄せられています。詳細な情報については、
ウェブサイトをチェックしてください。