健康経営を実現する医療法人社団ナイズ
東京都渋谷区に拠点を置く医療法人社団ナイズ(CAPSグループ)は、令和7年2月20日付で健康優良企業「銀の認定」を取得した。この認定は、健保連合東京連合会が実施する健康優良企業認定制度に基づくもので、同法人の健康経営に対する継続的な取り組みが評価されたものである。
健康経営は組織全体の生産性向上や企業文化の醸成に寄与する重要な要素であり、ナイズもその理念を深く受け止めている。今回の認定は、グループ会社のCAPS株式会社に続いてのもので、健康な職場を作るための具体的な施策が実施されている。
健康経営の取り組み
ナイズでは、健康を意識した職場環境の構築に力を入れている。具体的な取り組み例を以下に挙げる。
1. 健康意識の向上
休憩室に掲示された「階段利用促進」や「敷地内禁煙」のポスターにより、従業員は日常的に健康を意識する機会を得ている。さらに、日々の体調を記録するための「体調管理表」を運用し、従業員自身が健康状態を意識することを促している。このような施策を通じて、医療機関としての役割を果たしつつ、従業員の健康状態を把握することができる。
2. 定期的な情報発信
ナイズでは、従業員のヘルスリテラシーを向上させるために、毎月「ほけんだより」という健康情報を発行している。これは産業保健師が健康課題について解説し、グループ内向けWebサイトに掲載されるため、いつでも手軽にアクセスできる。従業員は最新の健康情報を得ることで、自身の健康管理に役立てることが可能である。
3. メンタルヘルス支援
多様な働き方を実践する従業員に向けて、年4回の『メンタルヘルス研修』をeラーニング形式で提供している。また、リーダー向けにはラインケア研修も実施されており、職場内でのメンタルヘルスの未然予防や不調者の早期発見に努めている。これにより、ナイズは心身の健康を重視した職場環境を構築している。
企業のビジョン
ナイズのミッションは、『患者さまとその家族の本当の幸せのために行動し、健康を基軸としたそれぞれの人生における「幸せの総量を最大化」すること』である。この理念に基づき、従業員一人ひとりの心身の健康の維持と増進に取り組んでおり、未来への可能性を広げている。
法人概要
医療法人社団ナイズは、365日年中無休で地域密着型のプライマリ・ケアクリニック「キャップスクリニック」を展開している。地域の健康的で豊かな生活の実現を目指し、これからもさらなるサービスの向上と地域貢献に努めていく。
- - 法人名: 医療法人社団ナイズ
- - 所在: 東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店1号館3階
- - 設立: 2012年7月
- - 事業内容: キャップスクリニックの運営、自治体・企業向けワクチン集団接種の運営
- - 公式サイト: https://www.mnys.jp/