梅由来の機能性飼料『トリグーン』、AGTS農業展で初出展
鶏卵や鶏肉は、栄養価の高いたんぱく源としてますます注目を集めています。中でも、和歌山県に本社を置く株式会社紀州ほそ川飼料が開発した機能性飼料『トリグーン』に期待が高まっています。この製品は、梅の持つ有効成分を利用して鶏の健康を支え、生産性を向上させることができるとされています。
AGTS農業展での初出展
2025年7月9日から11日の期間中に開催される「AGTS農業展」では、紀州ほそ川飼料が『トリグーン』を初出展します。農業・畜産業の課題解決を目指す展示会として注目されています。会場はAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で、事前登録が必要ですが、訪問者には製品の効果を無料で検証するチャンスがあります。最大で4,000羽分の『トリグーン』を無償提供する特典もあります。
機能性飼料『トリグーン』の効果
『トリグーン』は、梅から抽出した有機酸や有効成分を使用した機能性飼料です。主な効果として、以下のような成果が挙げられます。
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産卵率の向上:季節や鶏の年齢に関わらず安定した産卵を実現します。
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卵質の改善:卵白がふわっと盛り上がり、質感の向上が見込まれます。
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栄養価の増加:葉酸をはじめとした栄養成分が増加します。
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卵重・産卵日量の改善:統計的に有意な改善が確認されています。
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保水性の向上:肉質をふっくらと仕上げます。
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臭み成分の減少:2,4−デカジエナールの発生量を半減させます。
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風味の持続:脂肪の酸化を抑え、味や香りが長持ちします。
使用方法と経済性
『トリグーン』は、飼料1トンあたり1.0kg(0.1%)を添加し、鶏に与えます。使用開始のタイミングは、採卵鶏の場合は70日齢、ブロイラーの場合は21日齢からとなります。製品の内容は20kg入りで、価格は税抜き100,000円です。
製品は冷暗所に保管し、使用期限は3年です。今回の無料検証プログラムにより、実際に効果を確認できるチャンスが提供されます。養鶏農家にとって非常に価値の高い機会となるでしょう。
企業背景と歴史
株式会社紀州ほそ川飼料は、100年の歴史を持つ梅干し屋「紀州ほそ川」のグループとして、梅の用途開発に取り組んできました。農業や畜産事業の進展を目的に、様々な製品を通じて生産者を支援する企業として成長を続けています。
公式サイトでは、さらなる製品情報や検証申込みが受け付けられています。ぜひ、AGTS農業展での『トリグーン』の魅力を体験してみてください。