リジェネソームの挑戦
2025-11-21 22:03:32

リジェネソーム、実験自動化AIコンペティション「LA-Bench 2025」に意欲的に参戦

リジェネソーム、実験自動化AIコンペティションに参戦



再生医療や老化制御技術に特化したリジェネソーム株式会社が、実験自動化の未来を切り拓くべく、一般社団法人ラボラトリーオートメーション協会主催の「LA-Bench 2025: 実験手順生成AIコンペティション」に参加することを発表しました。

競技の内容


「LA-Bench 2025」は、生命科学及び化学の分野において、実験の指示を自然言語で記述し、その内容を基に実行可能な詳細な実験手順をAIが自動生成する能力を競うコンペティションです。高度な専門知識と思考能力が求められるこのイベントは、ラボオートメーションにおける新たな運用スタイルを生み出す試みとして、多くの注目を集めています。

リジェネソームは、このチャレンジを通じて、自社が持つ「実験知識と暗黙知の融合」をAIに学習させ、実用的な応用を進めることを目指しています。業界における革新を促すこの取り組みが、いかにして未来の科学研究に寄与するのかが期待されているのです。

リジェネソームの挑戦意義


リジェネソームはこうした競技に参加することで、2040年に人類が月面に生活圏を広げるための地上技術を開発するという大志を持っています。特に老化防止技術については、地球上での応用はもちろん、宇宙空間においても人類が健康に生活できる基盤を提供することを使命としているのです。

同社は、細胞外小胞を基盤にした研究を行い、人類の健康寿命の延伸や宇宙で生活するための技術開発に邁進しています。このコンペティションへの参加は、AIとロボティクスによる新たなラボ環境の実現に向けた具体的なステップであり、事業の成長を加速する重要な機会であると捉えています。

リジェネソームの代表取締役社長、鈴木健吾氏は、「私たちは、実験を設計するAIと実行するロボットの協働こそが科学の未来だと信じています。この理念に基づいた実験設計のノウハウをAIに学習させ、人類の知を自動化する挑戦に挑むことで、LA-Benchを通じて世界中の研究者たちと共に知的な競争に参加していく所存です」とコメントしています。

コンペティションの概要


「LA-Bench 2025」は、次のようなスケジュールで進行します。
  • - 2025年9月13日: 公式サイト公開・参加登録開始
  • - 2025年11月21日: 提出締切
  • - 2025年12月20日: 結果公開
  • - 2026年6月: 人工知能学会全国大会にて表彰

このコンペティションは、人工知能の技術を実験自動化に応用することで、科学研究の未来を変革する可能性を秘めています。そして、この試みが如何にして新しいラボ環境の創造に寄与するのかが注目されています。

会社概要


リジェネソームは、ナノ粒子を活用して再生医療や老化抑制に関する新しい解決策を提案する企業です。同社の研究は、エクソソームの詳細な解析を行い、分子生物学的アプローチでナノ粒子の機能を解明することに焦点を当てています。これにより、健康寿命の延伸や宇宙医学の新技術を展開し、人類の宇宙進出を支援することを目指しています。

今後、リジェネソームの活動がどのように科学界に影響をもたらすのか、熱い視線が注がれていくことでしょう。連続した挑戦が、未来の科学を切り開く鍵となることを期待しています。


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会社情報

会社名
スペースシードホールディングス株式会社
住所
東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
電話番号
080-5063-8705

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