富士薬品と魚津市、健康増進に向けた包括連携協定を締結
2025年7月18日、株式会社富士薬品が富山県魚津市との間で、健康増進を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定は、地域における市民の健康意識の向上を目指し、富士薬品が持つ医薬品に関する専門知識を活用するものです。
協定締結の狙い
富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」を企業のスローガンとして、健康的な暮らしを支えることを使命としています。魚津市と連携することで、具体的には以下の5項目に取り組むことになります。これにより、魚津市の地域活性化にも寄与することを目指します。
1.
セルフメディケーションの強化
配置薬販売の営業員は全員、登録販売者の資格を有しており、OTC医薬品の適正使用や生活習慣病の予防に関する啓発活動を行います。
2.
健康情報の発信
配置薬をご契約のお客様を訪問した際に、健康診断やワクチン接種のタイミングをお知らせするなど、健康管理をサポートします。
3.
高齢者見守りサービス
訪問時には高齢者への声掛けや、必要に応じて徘徊者の捜索協力を行います。地域住民の安全を見守る役割を担います。
4.
防災・災害対策
平常時から市の施設に配置薬を設置し、災害時には避難所へ医薬品を無償で提供する活動を行います。地域の防災意識も高める取り組みです。
5.
地域活性化のための取り組み
その他、市のニーズに応じた取り組みを協議の上、実施し、地域の活性化に努めます。
取組の背景
富士薬品は、2015年の「第2次魚津市健康増進プラン」に強く賛同し、地域住民との接点を深めています。現在、魚津市中の約3,000軒に対して配置薬を提供していることから、富士薬品の営業スタイルは地域の健康づくりに貢献できると評価され、今回の協定締結に至りました。この取り組みは、富士薬品にとって26例目となり、富山県の自治体との初の締結事例です。
富士薬品の企業としての理念
富士薬品は、1930年から続く配置薬販売業を基盤として、ドラッグストアや調剤薬局、医薬品製造、および研究開発に関わる複合的な事業を展開しています。加えて、医療用医薬品の販売活動も行っており、今後も地域のために、より良いサービスや支援を行う所存です。
結論
魚津市との連携を通じて、市民の健康づくりに寄与し、地域社会の活性化を進める富士薬品。今後の取り組みに注目が集まります。詳細については、富士薬品の公式ウェブサイトをご覧ください。