福井の老舗酒蔵「黒龍酒造」が創業220周年を迎え、記念すべき3本セットを発売
2024年、創業220周年を迎える福井県吉田郡永平寺町にある黒龍酒造株式会社。この節目を祝し、特別な純米大吟醸酒3本セットが12月中旬より限定発売されます。価格は66,000円(税込)です。
三代の蔵元、それぞれの時代を表現した日本酒
今回の記念セットには、昭和から令和にかけて黒龍酒造を支えた三代の蔵元が醸造した日本酒がラインナップ。それぞれの時代を反映した個性豊かな味わいが楽しめます。
六代目 水野義太郎: 吟醸造りの礎を築いた六代目。その情熱と力強さを表現した、クラシックなスタイルの純米大吟醸。青リンゴやメロンのフレッシュな香りと、和三盆のような甘さが特徴です。
七代目 水野正人: フランスでワイン造りを学んだ七代目。その経験を生かし、大吟醸酒の市販化の先駆けとなった人物。洗練された、スタイリッシュでエレガントな味わいの純米大吟醸。青リンゴや洋ナシの青々しさ、ユリのような華やかさが魅力です。
八代目 水野直人: 伝統と革新の融合を推し進める八代目。熟したバナナや黒糖、アーモンドの複雑な香りが特徴的な純米大吟醸。柔らかな口当たりと、苦味と甘味のコントラストが奥深い味わいを生み出しています。
佐藤卓氏による力強いデザイン
パッケージデザインは、数々の有名ブランドのパッケージデザインを手掛ける佐藤卓氏(TSDO株式会社 代表取締役会長)が担当。「黒龍」らしい黒を基調としたボトルに、力強い筆の動きをイメージしたラベルが施されています。ラベルには、三代の蔵元の頭文字を、書道家・吉川壽一先生が揮毫した落款が添えられています。
佐藤氏は、黒龍酒造の「三つ爪」マークをモチーフに、三方向からの祓いを表現。それぞれの爪が、六代目、七代目、八代目の蔵元を支え、歴史を刻んできた様子を象徴的にデザインしています。
商品詳細
使用米: 兵庫県産山田錦 100%
精米歩合: 40%
アルコール分: 17%
*
内容量: 720ml×3本
販売情報
全国の黒龍酒造特約酒販店にて12月中旬より限定発売。限定本数のため、各店舗での販売数量には限りがあります。購入を希望される方は、お近くの特約店へお問い合わせください。特約店リストは黒龍酒造のウェブサイトで確認できます。
黒龍酒造の歴史と未来
「良い酒を造れば、人は必ず支持してくれる」という信念のもと、220年に渡り酒造りを続ける黒龍酒造。伝統を守りながら常に革新を続けるその姿勢は、多くの日本酒愛好家から高く評価されています。この記念セットは、黒龍酒造の歴史と未来を象徴する、まさに特別な逸品です。