FC今治高校でカオナビがワークショップを開催し「はたらく」を学ぶ

FC今治高校でのカオナビのワークショップ

カオナビ株式会社は、FC今治の運営会社である株式会社今治・夢スポーツと提携し、新たな地方創生プロジェクトの一環として「エデュケーションシップ」を実施しました。このワークショップは、2024年11月26日(火)に愛媛県今治市のFC今治高等学校里山校で行われ、学生たちが「はたらく」ことについて深く理解を深める機会となりました。

「はたらく」を体感する一日

今回の活動では、里山未来創造探究ゼミに所属する生徒たちが参加しました。ゼミのテーマとして設定されていたのは、FC今治の本拠地である「アシックス里山スタジアム」に関連したアイデア出しのプロセスについてです。このスタジアムは、地域の人々と自然が共存する空間としての役割を模索しています。

アイデアの発想法を学ぶ

ワークショップの初めに、カオナビのプロジェクトメンバーによって「良いアイデア」とは何かについての説明が行われました。ここで強調されたのは、アイデアが対象となる課題を解決でき、人々の心を動かし、生活者のマインドを理解するものであるべきという点です。生徒たちは、これらの考え方に基づいてアイデアを創出することに挑戦しました。

生活者マインドを反映したアイデア創出

ワークショップでは、生徒たちが熱心にアイデアを議論し、時には楽しそうに意見を交わして、具体的な形にしていく様子が見られました。その過程で、彼らは生活者の視点を意識し、期待や感情の変化に基づくアイデアを出すことを学びました。ついには、それらのアイデアを「未来の里山スタジアムの設計図」として具体化する過程も体験しました。

新たな視点への気づき

参加後のアンケートでは、生徒たちから「大人や仲間との協力で新しい視点が得られた」といった声が寄せられました。これにより、単独では得ることが難しい視点を学ぶことができたと感じたようです。また、相手や社会の視点から物事を考える生活者マインドの重要性も実感しました。

地方創生への新たなアプローチ

このワークショップは、カオナビが今治市とのパートナーシップを通じて実施した取り組みの一つです。今治の地域活性化を目指し、さまざまなユニークなプログラムが来年度も計画されています。FC今治のレディース選手向けキャリアオーナーシップや、首都圏からの子供たちを招くキッズインターンシップなど、多角的な視点から地域に根ざした活動が行われる予定です。

このように、「-shipプロジェクト」は地域とその住民をエンパワーメントし、持続可能な活躍の場を提供し続けています。今後も、多様な働き方を讃え、教育とコミュニティの発展に寄与する取り組みが期待されます。