特別な宇治茶餡を使用した上生菓子「京菓子おせち」で新年を祝おう

京都・伊藤久右衛門の特別な上生菓子「京菓子おせち」

新年を迎える季節が近づく中、京都の宇治に位置する老舗「伊藤久右衛門」では、特別な上生菓子「京菓子おせち」の予約が始まっています。この伝統的な和菓子は、5種類の宇治茶餡を贅沢に使用し、正月にふさわしい華やかさを持ちながら、十分に身体を癒す味わいを楽しむことができます。

5種類の宇治茶餡を駆使した美しさ

「京菓子おせち」は、高級感のある桐箱に詰め合わせられ、9種の縁起を担いだデザインが施されています。それぞれの菓子には、抹茶、玉露、玄米茶、煎茶、ほうじ茶の5種類の宇治茶餡が使われており、和のテイストを存分に引き立てています。中には今年限りの特別なモチーフもあり、まさに新年を祝い、希望に満ちたお菓子となっています。

菓子の魅力とその意味

1. 勅題菓初夢 (抹茶餡)
- 新年の宮中歌会始のお題「夢」をテーマにしたこの菓子は、明るい希望を象徴しています。

2. 瓢箪 (玄米茶餡)
- 魔除けや子孫繁栄を願う縁起物であり、その形は末広がりとされています。

3. 丹頂 (ほうじ茶餡)
- 鶴をかたどったこの菓子は、夫婦円満の象徴。

4. 寒牡丹 (煎茶餡)
- 厳しい寒さに耐え、咲き誇る姿が正月にふさわしい力強さを表現しています。

5. 干支菓乙巳 (玄米茶餡)
- 今年の干支にちなんでおり、新たな成長を迎える年を示唆しています。

他にも、亀甲や若竹、紅梅、松の白雪など、縁起の良いテーマが盛り込まれた菓子が揃っており、食べることで幸運を呼び込む期待感を抱かせます。