2024年9月3日、卓球用品を手がける株式会社タマスが「バタフライ」ブランドを通じて、健康保険組合連合会東京連合会から健康優良企業「銀の認定」を受けました。この認定制度は、企業が健康づくりに取り組む姿勢を評価するもので、申請企業が一定の成果を達成することで与えられます。
株式会社タマスは、2023年12月27日付で「健康企業宣言」を実施。社内に血圧計を設置し、従業員の健康管理の環境を整えるとともに、運動を推進するイベントや健康に関するポスターの掲示などによって、健康意識の向上に努めています。これにより、従業員一人ひとりが健康であり、安心して働ける職場環境の構築を目指しています。
同社は1950年に創業し、その歴史は卓球界において息づいています。創業者の田舛彦介氏は「より良い卓球用具を自らの手で作りたい」という強い想いをもって企業を立ち上げました。現在、「バタフライ」というブランド名は、198ヶ国以上に広がり、品質においても高い評価を受けています。実際、世界卓球選手権に出場する選手の半数以上が同ブランドの用具を使用しており、その影響力は計り知れません。
特に「バタフライ」という名前には意味があります。選手を美しい花にたとえ、同社がその花々のために舞う蝶のような存在でありたいという願いが込められています。卓球を「Open the World」という理念で広めるべく、同社は卓球の普及活動にも力を入れ、単に製品の販売だけに留まりません。従業員の健康を支えるだけでなく、コミュニティ全体に卓球の楽しさを広めるために努力しているのです。
今後も株式会社タマスは、健康作りの取り組みを継続し、従業員やコミュニティに対して卓球を通じた貢献を目指します。健康で元気に働く環境を提供することで、さらなる社会貢献へとつながることを期待しています。泳ぐ蝶のように、しなやかに、そして力強く。