首都圏中古マンション上昇
2025-12-19 13:30:44

首都圏の中古マンション価格が初の5,000万円台に到達

中古マンションの価格動向



不動産情報サービスを提供するアットホーム株式会社が行った調査によると、2025年11月における首都圏の中古マンションの価格がついに1戸あたり5,053万円に達しました。これは、初めて5,000万円台に突入したことを意味し、大きな注目を浴びています。この価格は16カ月連続で上昇を続けており、昨年同月比でも上昇傾向が見られます。

調査の概要と結果



この調査はアットホームラボ株式会社に委託して行われ、東京都を始めとした首都圏の主要エリアを対象にしています。特に東京都23区は、2017年1月以降の最高額を更新し、前月比では+3.7%という高水準で推移しており、これは過去最高タイの数字です。

対象エリアとしては、東京都(23区及び都下)、神奈川県(横浜市・川崎市等)、埼玉県(さいたま市等)、千葉県(西部地域)が含まれています。これらのエリアでは消費者向けに登録された中古マンションの「1戸あたり平均登録価格」を基に、価格動向が分析されています。

地域ごとの詳細な動向



バラエティに富んだ地域の中で、8つのエリアを比較したところ、3エリアでは前月比で下落を見せましたが、全体的に見ると直近の3か月間は連続して下落したエリアはありません。特に目立つのは東京23区で、ここでは16カ月連続して価格が上昇し続けています。

また、エリア別に見ると、全8エリアが前年同月比で7か月連続して前年を上回り、特にシングル向きやカップル向きの物件では競争が激化しています。このような流れにより、中古マンション市場は依然として人気が高く、需要が追いついていない状況が続いています。

価格帯別の特徴



さらに、物件の価格帯に応じて、ターゲットとする層も異なることが伺えます。30㎡以下の物件は「シングル向き」とされ、30㎡~50㎡以下は「カップル向き」、50㎡~70㎡以下は「ファミリー向き」、70㎡超の物件は「大型ファミリー向き」と分類されています。これにより、消費者が自分たちに最適な物件を見つけやすくなっています。

今後の市場展望



今後の中古マンション市場は、ますます活況を呈することが予想されます。特に、都市部での生活を求める人々が増えている中で、購入希望者はますます多様化しています。このような市場環境の中で、引き続き価格の上昇が続くかが注目されるポイントとなります。

結論



首都圏の中古マンション市場は、価格の上昇に伴い新たな局面を迎えています。今後の展開に目が離せません。詳細なデータはアットホームの公式サイトで確認できますので、ぜひご覧ください。 こちらからPDFをダウンロード


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会社情報

会社名
アットホーム株式会社
住所
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号

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