ユナイテッドが注目する「きらりライフサポート」への出資
株式会社ユナイテッドは、オーダーメイド家庭サポートを提供する「株式会社ぴんぴんきらり」に対し出資を行いました。この投資は、少子高齢化が進む中でのシニア人材活用と家事支援サービスの重要性が高まっていることを背景にしています。
ぴんぴんきらりのサービス内容
ぴんぴんきらりは、家庭向けに「きらりライフサポート」と「きらりコンサルティング」という2つのサービスを展開しています。「きらりライフサポート」では、家事代行やベビーシッター、ペットシッターなど、個々のニーズに応じたサポートを提供。一方、「きらりコンサルティング」は、シニア向けのマーケティングリサーチや新規事業開発など、幅広いコンサルティングサービスを展開しています。
出資の背景と目的
現在、労働力不足が深刻な社会問題となっており、シニア人材の雇用促進が急務です。特に、共働き家庭が増加する中で、家事支援サービスは生産性を向上させる重要な手段とされています。経済産業省もこの流れを支持し、家事支援サービスを福利厚生の一環として導入する実証事業を開始しました。ぴんぴんきらりはその事業者として選定され、今後の展開が期待されます。
ユナイテッドは、ぴんぴんきらりのビジョンに共感し、出資決定に至りました。「シニア世代の生きがいを創出する」という代表の喜多尾衣利子氏の強い想いが、社会的な課題解決に寄与すると考えています。出資を通じて、両社で目指す社会貢献の道を歩んでいく意向です。
資金調達後の戦略
今回の出資を受けて、ぴんぴんきらりは「きらりライフサポート」のさらなる拡張を計画しています。また、新しいビジネスモデルを立ち上げることで、シニア世代に新たな生きがいを提供することを目指します。ユナイテッドはこの成長過程を支援し、共に成果を上げていく所存です。
ユナイテッド株式会社の意義
ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する」という企業理念のもと、投資事業、教育事業、人材マッチング事業を展開しています。過去20年以上にわたるインターネットビジネスでの経験を活かし、シードからアーリーステージのベンチャー企業への投資を行うことで、企業の成長を支援しています。
今後もユナイテッドは、有望なビジネスモデルを持つスタートアップ企業への積極的な投資を続け、社会貢献を果たしていくことでしょう。新たな事業展開が待たれるぴんぴんきらりの今後に注目です。