オンラインで変わる登記取得の新常識
不動産登記取得の手続きは、これまでは多くのステップを踏む必要があり、時間と手間がかかるものでした。しかし、Propreが提供する新サービス「謄本リクエスト」が登場したことで、このプロセスが一変しました。今回は、この便利なサービスの特徴や背景について詳しく解説します。
サービス開発の背景
Propreは、不動産登記情報取得代行サービスを提供してきた企業です。これまでの手続きは、対象物件の選定や地番・家屋番号の調査をスタッフが手作業で行い、依頼から納品までに最大10営業日かかることもありました。これには多くの不満の声が寄せられ、効率性の向上が求められていました。そこで、利用者の声をもとに、対象物件の絞り込みから登記情報取得のリクエストまでをオンラインで一括処理できる「謄本リクエスト」が開発されました。
謄本リクエストの主な特徴
このサービスにはいくつかの特徴があります。まず、利用者は以下の条件を自由に設定し、目的に合った物件リストを自動で抽出することができます。
- - 分譲/一棟
- - 築年数
- - 総階数
- - 構造
- - 総戸数
- - 平均賃料単価
- - 稼働率
- - 空室の有無
実際のリクエストでは、抽出した物件に対して、オンラインでダイレクトに謄本取得を依頼することが可能です。事前に調査された地番・家屋番号を参照して依頼するため、スタッフをその段階で介入させることなくスムーズに進めることができます。 依頼件数に応じて、最短で10分から数日以内に謄本が納品されます。
さらに、このシステムにより、従来のマニュアル作業にかかるコストが大幅に削減されました。取得処理をシステム化することで、手数料やデジタル化処理費用が無償化され、従来の料金である331円(非課税)や141円(非課税)に比べて、圧倒的にリーズナブルなサービスを提供しています。