令和6年能登半島地震からの支援の道筋
2024年12月26日、渋谷区で特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが主催する研修イベント「被災者の未来を分ける『お金とくらし』の話」が開催されます。このイベントは、令和6年1月に発生した能登半島地震から1年を迎えたことをきっかけに、被災者支援に必要な知識や実践的な技術を学ぶことを目的としています。
被災地の現在と課題
能登半島地震の影響を受けた石川県珠洲市では、依然として多くの課題が残されています。生活再建や地域復興において、現地の支援が不可欠です。そのため、災害支援や防災に関わる方々に向けて、今後の支援の在り方を考える場が提供されることになります。
講師紹介
このセミナーでは、弁護士であり博士(法学)である岡本正氏が講師を務めます。岡本氏は気象予報士としての知識も持ち、地域防災に関する豊富な経験を有しています。彼は過去に内閣府や日弁連の災害対策本部での勤務経験を生かし、災害復興法学を普及させるための活動を行っています。 参加者は、岡本氏から実例を交えた指導を受け、法律や制度について深く学ぶことができるでしょう。
研修の内容について
研修では、以下の3つのポイントが扱われます。
1.
被災地の現状と課題の共有
珠洲市から中継される内容により、被災地の現状を把握し、地域が直面している課題について理解を深めます。
2.
「お金とくらし」の話
支援を受ける際に必要な生活資金や生活支援制度を学び、被災者がどのようにして生活を立て直すかを考えます。
3.
災害救助法の徹底活用術
災害救助法を最大限に活用するための具体的な方法を解説し、参加者が支援活動において効果的に法律を利用できるようにします。
開催概要
- - 日時:2024年12月26日(木)14:30~17:30(受付は14:00~)
- - 場所:渋谷区地域共生サポートセンター大和田9階(東京都渋谷区桜丘町23-21)
- - 対象:行政職員、社会福祉協議会職員、災害支援団体職員など
- - 参加費:無料
申し込み方法
参加希望者は、Peatixページからお申し込みいただけます。
Peatixページ
ピースウィンズ・ジャパンについて
ピースウィンズ・ジャパンは、1996年に設立された国際協力NGOであり、国内外での人道支援活動を行っています。特に災害緊急支援や地域活性化に力を入れ、人々が生活の危機から脱出できるよう尽力しています。これまでに40以上の国と地域で活動しており、今後も幅広い支援を続けてまいります。
私たちと共に、被災地の現状や課題を理解し、支援の方法を学びましょう。これからの災害支援について重要な知識を手に入れる貴重な機会です。