研究者に安心を与える新しいセキュリティソリューション『Enago Lock』
近年、リモートワークやハイブリッドワークが普及し、研究者のデータセキュリティに対する懸念が高まっています。これに応える形で、エナゴ(運営:株式会社クリムゾンインタラクティブ・ジャパン)は、業界初となるセキュリティソリューション『Enago Lock』を発表しました。これは、研究データを安全に守るために特別に設計されたファイル追跡システムです。
Enago Lockの基本機能
『Enago Lock』により、研究者は自らの充実した研究成果を失うことなく、安心して作業を続けることができます。このシステムでは、一般的な「.docx」形式のファイルが、エナゴ専用ソフトウェアを介してのみ開ける「.enago」形式に変換されます。これによって、基本的なファイルアクティビティを詳細に追跡・監視することが可能です。これにより、アクセスが許可された担当者のみに作業が制限され、一定の期間のみの扱いが実現されます。
作業が終わり、校正ファイルが納品されると同時に、変換された「.enago」形式のファイルは自動的に削除され、担当者のシステム内に痕跡が残ることはありません。この強力なセキュリティ機能は、専門校正チームの中でも高い評価を得ており、既に一部のB2Bパートナー向けに展開されています。最近では全ての顧客に対してもこのセキュリティソリューションを提供し始めました。
エナゴCEOの視点
エナゴのCEO、シャラド・ミッタル氏は、「すべての研究には多くの時間と努力が注がれています。それに見合うセキュリティを提供することが我々の使命です」と語ります。この新システムが、研究者が安心して業務に専念できる環境を作り出すと確信しています。彼は、データ保護の重要性を強調し、Enago Lockが研究の発展に寄与することに誇りを持っています。
マーケティング部門からのアプローチ
エナゴのマーケティングチームも新しいセキュリティシステムの周知に努めています。「研究者の皆さんに、Enago Lockの機能を具体的に知っていただくためには、彼らの視点から説明することが重要です」と述べる彼らは、実験家である実 験太朗博士と立花美月博士に協力を求め、コミック形式でその魅力を伝えるプロジェクトを実施しました。コミックには、彼らのキャラクターがEnago Lockの機能を体感するシーンが描かれ、視覚的にも理解しやすいコンテンツになっています。
この取り組みは、研究者の皆様に新システムをより身近に感じてもらう良い機会となるでしょう。さらに、Enago Lockに特化したYouTube動画も公開され、システムの解説が行われています。
エナゴの背景
エナゴは、2005年から125ヶ国以上で研究支援を提供してきた企業で、翻訳・校正サービスを通じて学術活動の向上を目指しています。「高品質」と「顧客満足」を追求し、専門家と最新のAI技術を組み合わせたサービスを提供しています。グローバルな展望を持ちつつも、地域に密着したサポートを行い、研究者を支えています。
エナゴロックが今後、どのように研究者のデータ保護に寄与するかが期待されます。今後の動向に注目が集まります。