神戸の靴産業、地域学生との共同研究プロジェクト始動!
神戸市長田区に拠点を持つ株式会社田中務補商店が、地域の若手研究者たちを対象とした革新的な共同研究を開始します。2026年度から始まるこのプロジェクトでは、神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)との協力のもと、靴の安定性や歩行効率に関するシャンク構造の違いを工学的に検証していくことを目的としています。
この取り組みの第一歩となるワークショップが、2026年の2月27日に当社内で開かれます。このワークショップでは、神戸高専の学生が靴づくりの現場を直接体験しながら、研究テーマを構築していくことを目指します。具体的には、学生たちは当社のシャンク製造工場を見学し、実際のものづくりのプロセスを目の当たりにすることで、教室内だけでは得られない学びを深めます。
さらに、地域産業の発展を促すため、一般社団法人Be Next Kobeとも連携し、地域の文化や価値の創造を目指す活動の一環として、継続的なプログラムを実施していきます。参加者の中には、新潟医療福祉大学の阿部薫教授もおり、彼の講義により「足」や「歩行」、「靴」の重要な関係性を学ぶ機会が提供されます。教授は、工学的な視点では捉えきれない様々な要素についても指導し、より具現化された研究テーマの選定をサポートします。
田中務補商店は、国内唯一の靴用シャンクメーカーとして、地域の学生たちに靴や足に対する興味を喚起し、研究の対象として触れてもらうことを望んでいます。この共同研究が将来的に靴産業に新たな価値をもたらし、神戸の靴づくり界に活気を与えることが期待されています。
開催概要
- - 日時: 2026年2月27日(金)15:00~17:30
- - 会場: 株式会社田中務補商店/兵庫県神戸市長田区苅藻島町3-12-24
- - 内容: シャンク製造工場見学、阿部教授の講義、研究テーマ創出ワークショップ
- - 参加メンバー: 神戸高専のNVC研究会学生、新潟医療福祉大学の阿部教授、Be Next Kobeメンバー、FHA認定シューフィッター、地域の靴企業
このプロジェクトは、地域企業と若い研究学生が連携し、実際のものづくり現場と医学的理解を深める貴重な機会です。産業の活性化を図ると同時に、医療や福祉の分野にも貢献することを目指しています。
なお、このワークショップは取材可能です。参加希望の方は、事前に田中務補商店までご連絡お願いします。電話またはメールでの申し込みを受け付けています。
主催者情報
株式会社田中務補商店
日本唯一の金属製シャンクメーカーとして、靴の安定性や歩行に影響を与えるシャンクを自社で設計・製造し、靴づくりの現場を支えています。ものづくりの現場で得た知見と工学的検証を結びつけ、地域産業に新たな価値をもたらすことを目指しています。