株式会社ULTRAが「Yeny(エニィ)」に社名変更
2024年10月23日、株式会社ULTRAが「Yeny(エニィ)」に社名を変更することを発表しました。この決定は、TISインテックグループの一員として進化を遂げるULTRAが、新たなミッションやビジョンを掲げる中で行われたものです。
社名変更の背景
ULTRAは、2022年3月にTISインテックグループに加わり、若年層向けのプリペイドカード「ultra payカード」を提供してきました。このカードは、学生や若者層を中心に親しまれ、Visa加盟店で利用できる利便性が評価されています。しかし、TISインテックグループが掲げるテーマ「金融包摂」に基づいて、ビジネスユーザー向けのサービスを提供する「PayBlend」が登場したことが、社名変更の一因となりました。これにより、ULTRAはBtoCからBtoBtoCへの事業展開を目指すこととなります。
新社名「Yeny(エニィ)」は、お金を意味する「Yen」と、誰でも、いつでも、何にでも利用できるという概念を表す「any」を組み合わせて誕生しました。この名前には「おかね」を通じて人や物のつながりを広げてほしいという願いが込められています。
新たなサービスの提供
「ultra payカード」について
「ultra payカード」は、誰でも無料で、アプリから数秒で発行できるVisaプリペイドカードです。200以上の国と地域、約1億3000万のVisa加盟店で利用可能で、特にクレジットカードを持たない若年層に利用されています。このカードは、事前チャージ式で、ユーザーが自身のスタイルに合わせて利用できる点が特徴です。
「PayBlend」の展開
「PayBlend」は、事業者のブランドに決済機能を溶け込ませることで、新たな顧客体験を創出します。事業者が独自に金融サービスを導入することなく、手軽に決済システムを利用できるため、多くのビジネスシーンでの活用が期待されます。
Yenyの新たな戦略
ULTRAは、今後も若年層及びビジネスユーザーへの認知度向上に努め、新しい市場へと進出していく方針です。新社名の下、サービスの多様化を進め、より多くの人々に届けることを目指しています。これにより、金融サービスがより利用しやすくなることを願っています。
最後に
ULTRAが新たに名を変え、次なるステージへと進む姿が注目されます。「Yeny」という名のもと、さらなる成長が期待される中で、利用者にとっての利便性が一層向上することを願います。