新型タイヤ「CROSSCLIMATE 3」登場
フランスのタイヤメーカー、ミシュランが自信を持って発表した新型タイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE 3」は、10月1日から順次発売が開始される。これにより、同社の掲げる企業ビジョン「すべてを持続可能に」に基づき、より安心なドライブを求める利用者に応える製品が登場した。サイズは16インチから20インチの全35サイズが用意され、価格はオープンプライスという設定だ。
天候に左右されない高性能
「CROSSCLIMATE 3」は、特に夏の大雨や冬の急激な降雪に適した設計がなされている点が特徴的だ。変化しやすい気候条件にも関わらず、運転者に抜群の安心感を提供することを目的としたタイヤだ。耐摩耗性が高く、長期間にわたって使用できるロングライフ性能も兼ね備えているため、ドライブ中の音楽や会話も静かに楽しめる。
環境への配慮
加えて、このタイヤは低燃費性能にも優れており、持続可能な未来の実現にも貢献する設計となっている。電気自動車やハイブリッド車を含む幅広い車種に対応しており、運転者は快適さとともに環境への配慮を実感することができる。
製品の特徴
「CROSSCLIMATE 3」には、以下のような特筆すべき特徴がある:
- - 高いロングライフ性能:長期間にわたって安心感を持続させる。
- - 高い環境性能:このシリーズ初となる転がり抵抗ラベリング「AA」を獲得。
- - 優れた静粛性:快適なドライブ環境を提供する。
採用技術
「CROSSCLIMATE 3」には新しい技術も多く採用されている。
- - V-SHAPE TECHNOLOGY:排水性と排雪性を向上させるためのVシェイプトレッドパターンを採用。
- - PIANO ACOUSTIC TUNING TECHNOLOGY:異なるサイズのブロックを配置することで、不快な周波数帯の音を効果的に減少させる。
- - MAXTOUCH CONSTRUCTION:均一な接地圧分布を確保し、高い耐摩耗性能を実現。
- - PREMIUM TOUCH:サイドウォールに高級感あふれる黒さと触り心地を実現。
ミシュランの取り組み
ミシュランは、130年以上にわたりイノベーションの先頭に立ち続けている。その研究開発は、世界中で6,000人以上の研究者によって支えられており、年間12億ユーロのイノベーション予算を投じている。また、11,000以上の有効特許を保有し、常にモビリティの向上に寄与すべく努力している。
企業としての考え方も明確で、2050年までに100%持続可能なタイヤを生産することを目指している。東南アジアの天然ゴムの栽培や森林保全など、様々なグローバルな取り組みを展開中だ。
結論
「MICHELIN CROSSCLIMATE 3」は、操縦性、静粛性、環境性能を兼ね備えた新しい夏タイヤである。その高い性能は、多様な気象条件に対応しつつ、利用者に安心のドライブ体験を提供する。ミシュランが誇る技術と革新の結晶であるこのタイヤは、今後のモビリティライフを変える一品となることだろう。