アールティが開講するフィジカルAI入門セミナー
アールティは、2026年1月から「フィジカルAI入門セミナー」をスタートします。このセミナーでは、NVIDIAのIsaac SimとROS 2を組み合わせて、現実世界でのAIロボット運用に必要な基礎や応用技術を学べるハンズオン形式のプログラムが用意されています。特に、人型上半身ロボットと四足歩行ロボットを対象に、実際の動作に必要な知識を一日で習得できます。
フィジカルAI技術の重要性とアールティの取り組み
フィジカルAIのリーディングカンパニーであるアールティは、様々な実機を開発・導入してきた実績が豊富です。食品工場向けの上半身人型ロボット「Foodly」や、国産の四足歩行ロボット「Mujina」など、現場で活用されている実機技術に基づいた教育を行います。国内では数少ないフィジカルAI技術の実装実績があり、現場で動かすために必要なノウハウを持っています。
最近では、国内企業において人型ロボットや四足歩行ロボットのPoC(Proof of Concept)需要が急増していますが、それに伴い技術者の不足も顕在化しています。アールティは、このニーズに応えるために、実践的かつ体系的な教育を提供するフィジカルAI入門セミナーを開催する運びとなりました。
セミナーの内容と特徴
セミナーは以下の内容から構成されています:
1.
基本的な強化学習および機械学習の基礎を学習
2.
AIロボット実機、シミュレーション、ROS 2に関する開発要件をまとめて学べる
3.
オープンハードウェアとSim2Realに関する知見も含む実習内容
4.
人型ロボットと四足歩行ロボットに関する具体的な課題を把握
5.
NVIDIA Isaac Sim/Isaac Labを使った技術を習得
アールティのロボット開発エンジニアが講師を務めるため、実際の現場での経験に基づいたリアルなノウハウを学ぶことができます。具体的には、料理ロボット「Foodly」や四足歩行ロボット「Mujina」のプロジェクトを通じて得たSim2Realの貴重な知見を共有します。
対象・受講者のニーズ
このセミナーは、特に以下のような方々にお勧めです:
- - NVIDIA Isaac SimやIsaac Labを初めて使う方
- - AI×ROS×ロボットの実装技術を身につけたい方
- - 現場でロボティクスを導入したい新規事業担当者
- - 研究者や大学院生で、Isaac SimやIsaac Labを本格的に扱いたい方
- - インフラ・製造・通信分野の技術者で、国産ロボット導入の技術的理解を深めたい方
セミナー開催情報とお申し込み方法
フィジカルAI入門セミナーは、2026年1月21日から開催され、各回定員は6名で、参加料金は165,000円(税込)です。詳細や申し込みは
こちらのリンクからご確認ください。
まとめ
アールティのフィジカルAI入門セミナーは、AIロボット技術の実践的な教育を通じて、参加者が必要なスキルを身に付ける絶好のチャンスです。今後のロボティクス技術の発展に寄与するため、ぜひご参加を検討されてはいかがでしょうか。