新しい非常食「OITOQ」登場の背景
非常食のイメージは、味が薄かったり、食べ慣れない風味だったり、なかなか手が出せないと思っている方も多いでしょう。しかし、フジメン株式会社が展開する新たなリゾットブランド「OITOQ(オイトック)」は、その常識を覆すべく生まれました。彼らの新しいプロジェクトは、2025年9月5日よりクラウドファンディングサイト「Creema SPRINGS」にて開始されます。水や加熱の必要がなく、常温で長期保存可能なリゾットという新しい形の非常食が注目されています。
「OITOQ」の開発ストーリー
フジメン株式会社は、270年以上の歴史を持つ企業で、被災地支援に力を入れてきました。彼らが日常から役立つ非常食を作りたいと考え、試行錯誤を重ねた結果、OITOQが誕生しました。特に重要なのは、食材の品質です。タケシゲ醤油とのコラボレーションにより、非常食でありながら、日常の食事にも使える美味しさを追求しています。
OITOQの魅力
「OITOQ」は、以下の特徴を持っています。
- - 4種類の味: 「さつま芋と野菜の欧風カレーリゾット」、「チーズ香るトマトコーンリゾット」、「彩り豆とさつま芋のリゾット」、「ブイヨン仕立てのリゾット」の4つのフレーバーを展開。
- - 国産米使用: お粥よりやや硬めの食感で、小さなお子様から高齢者まで食べやすい仕上がり。
- - インフラ不要: 水や加熱なしでそのまま食べられ、緊急時にも対応可能。
- - 適量サイズ: 1袋300gで、一人でも二人で分けても満足のいくボリューム。
- - アレルギー配慮: 動物性原料はできるだけ使用せず、安心して食べられる。
日常生活への取り入れ方
非常食の多くが口に合わず、賞味期限が切れてしまうことが多いのですが、「OITOQ」はそのままでも美味しく、気軽に日常の食事に取り入れやすいのがポイントです。特に、家庭に子供がいる方からは「食べ慣れた味で、安心して食べさせられる」と好評を得ており、常日頃から食卓に並べたくなる一品です。また、美味しさから定期的に食べることができ、自然にストックができるのも特長です。
防災意識の向上
調査によると、災害への不安があるにもかかわらず、備えを実行している割合は40%から60%と、意識と行動の差が浮き彫りになっています。このギャップを埋めるために「OITOQ」は、自宅で気軽に備えられる非常食を提供し、必要な時にこそ心強い味方となってくれるでしょう。
今後の展開とリターン
プロジェクトは、OITOQの4種食べ比べセットや、15食セット、30食セットを用意しています。また、専用のボウルや木製のレンゲ、さらには有名シェフが監修する特製レトルトカレーとのセットメニューも用意されています。こうした魅力的なリターンを通じて、「日常と非常時をリンクさせる」新しい非常食のスタイルが広がることを期待しています。
「OITOQ」は、災害時だけでなく、日常の食事でも活躍することでしょう。簡単に備えられ、美味しく食べられる非常食として、私たちの生活をより安心させてくれる存在です。