名古屋グランパスとCraifの提携
名古屋グランパスエイトとCraif株式会社が手を組み、次世代がんリスク検査「マイシグナル®︎」の普及に取り組むことが決定しました。この提携は、地域社会における健康啓発活動の推進を目指しており、ファンやサポーターへの情報提供を強化するものです。
ヘルスケアパートナー契約の意義
Craifは、健康で長生きできる社会の実現を目指し、疾患の早期発見と治療に取り組んでいます。名古屋大学発のスタートアップとして、2018年から研究と開発に力を入れ、2022年には「マイシグナル®︎」の提供を開始しました。この検査は700を超える医療機関と提携し、企業の福利厚生プログラムにも導入されています。名古屋グランパスとの提携により、がん予防、早期発見に向けた啓発活動を実施することが期待されています。
具体的な取り組み
提携に伴い、以下の具体的な施策を展開する予定です:
1.
ファン・サポーター向けの特別プランの提供:名古屋グランパスのファンに向けた特別プランを用意し、がんリスク検査の受検を促進します。
2.
がん啓発イベントの共催:名古屋グランパスのホームゲームで、がんに関する啓発イベントを開催し、広く情報を発信します。
3.
セミナーと健康サポート:名古屋グランパス関係者に対し、がんに関するセミナーを提供し、「マイシグナル®︎」を無償で提供することで、健康に寄与します。
愛知県における活動
Craifは愛知県名古屋市の名古屋大学NIC館内に研究ラボを持ち、大学病院やがん研究センターとの共同研究を通じ、検体データを解析しています。また、愛知県の補助制度「新あいち創造研究開発補助金」を受け、県内での研究開発を推進しています。さらに、県内の医療機関において「マイシグナル・スキャン」を導入している施設は100を超え、地域の健康意識向上に貢献しています。昨年からは名古屋市のふるさと納税の返礼品としても採用されています。
「マイシグナル®︎」シリーズの紹介
「マイシグナル®︎シリーズ」は、がんリスクの評価をサポートする次世代検査です。具体的には、
- - マイシグナル・スキャン:高精度なリスク評価を行う検査。
- - マイシグナル・ライト:手軽にがんリスクを調べる検査。
- - マイシグナル・ナビ:がん特化型の遺伝子検査。
- - マイシグナル・チェック:DNAダメージのモニタリングを行う検査。
これらの検査は、尿や唾液を使った簡便な方法で行うことができ、身体に負担をかけずに利用可能です。自分自身の体質的リスクを把握し、がんの早期発見を目指すことができます。
Craifについて
Craifは2018年に設立された名古屋大学発のベンチャー企業です。体液中に含まれる生体物質を高精度で検出する技術「NANO IP®︎」を活用し、疾患の早期発見や個別化医療の実現に取り組んでいます。自社開発の「マイシグナル®︎シリーズ」は、がんリスクの評価を通じた健康維持を目指しています。さらなる取り組みとして、地域社会との連携を強化し、がんという社会課題の解決へとつなげていく方針です。
詳細は公式Webサイトをご覧ください:
Craif公式サイト