次世代J-POPに光を当てた「VICTERA PETA」大成功のライブイベント

「VICTERA PETA」ライブイベントレポート

2025年3月19日、東京都恵比寿に位置するLIQUIDROOMにおいて、ビクターエンタテインメントが主催するライブイベント「VICTERA PETA」が大盛況のうちに幕を閉じました。このイベントは、昨年8月のVeats Shibuyaでの第一回に続くもので、「次のJ-POP」にフォーカスを当てた新しい形の音楽イベントです。特に、第二回目となる今回は、ジャンルを超えた多彩なアーティストが10組も集結し、観客を魅了しました。

雪から晴れへ

当日、午前中は雪がちらつく不安定な天候でしたが、午後からは明るい日差しが差し込み、会場は熱気に包まれました。開演前から多くのファンが集まり、アーティストたちのパフォーマンスを待ち望んでいました。イベントが始まると、最初に登場したのはDJのphritz。彼のクールなビートは、徐々に会場のボルテージを高めていきました。

サプライズの連続

そして、ライブアクトの第一弾として登場したAssToro。彼は「VICTERA PETA」のために特別に用意した新曲を披露し、会場の期待感を一気に現実のものとしました。続くkegønは、「みんなのエナジー見せて」とフロアに呼びかけ、熱気あふれるパフォーマンスを展開。観客は一体となり、彼のサウンドに響き渡る余韻を楽しみました。

その後、「142clawz」として前回も出演したlilbesh ramkoが登場し、ソロでのパフォーマンスを繰り広げました。新旧を織り交ぜた楽曲は、会場中のファンを圧倒しました。次に、Gokou Kuytが登場し、メロウなサウンドで会場をまるで別の世界へと誘いました。

盛り上がりは最高潮に

後半に差し掛かると、lil soft tennisが持ち味のメロディを活かしたパフォーマンスでさらに一体感を増し、続いて登場したtovgoはアッパーなDJパフォーマンスで盛り上がりを加速させました。転換後には、SATOHがギターロックのエッジーなパフォーマンスでフロアを盛り上げ、再び観客の心をつかみました。

クライマックスの瞬間

続いて、再び出演したSTARKIDSが圧倒的なパワフルなステージングでフロアを熱狂の渦に巻き込みました。最後のトリを務めたのは(sic)boy。バンドセットでのそのパフォーマンスは豪快かつ躍動感に満ち、観客は一つになり「全員で一つになって帰りましょう」とのメッセージに応えました。全体を通じて、次世代のJ-POPの可能性を感じさせる素晴らしいイベントとなりました。