八重洲一丁目再開発
2024-12-10 13:23:20

東京駅直結の新たなゲート空間が生まれる八重洲一丁目再開発

東京駅直結、八重洲一丁目北地区再開発が始動



東京駅から徒歩圏内に位置する八重洲一丁目北地区で、「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。2024年11月19日に着工し、2023年に起工式が盛大に行われたこのプロジェクトは、東京ガス不動産株式会社を中心に進められています。

この再開発プロジェクトの目的は、街の象徴ともなる大規模複合ビルの整備を通じて、日本橋川沿岸エリアの新たな『ゲート空間』を作り出すことです。そのために、東京ガス不動産は初期段階から関与し、地域の権利者や住民と共に事業を進めてきました。この努力が実を結ぶことで、周辺エリアの利便性が向上し、より多くの人々が訪れる場所となることが期待されています。

プロジェクトの特長



1. 日本橋川沿岸の水辺空間の整備


本事業では、日本橋川沿岸に確保された連続的な水辺空間や、東京駅と日本橋駅を結ぶ地下通路を整備することで、周辺エリアと連携した広域地下歩行者ネットワークの形成を目指しています。これにより、日本橋、大手町、京橋など主要駅を結ぶアクセスが大幅に改善されます。特に、地元住民やビジネスパーソンにとっては、利便性が飛躍的に向上するでしょう。

また、水辺空間の創出に伴い、周辺の道路も再整備される予定です。この取り組みにより、歩行者の交流と賑わいの空間が生まれることでしょう。

2. 国際金融拠点の形成


このプロジェクトは、国際競争力の強化にも寄与します。大手町と兜町をつなぐ立地を生かし、金融関連のプレイヤーが集まる環境を整えることを目指しています。商談やビジネス交流の場として快適に利用できる施設を提供することで、ビジネスの活性化が期待されます。

また、周辺では都市型の複合MICE拠点(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)も整備される予定で、国際的なビジネスイベントが開催される頻度も増えるでしょう。

3. 防災と環境への配慮


このプロジェクトは、防災力の強化や環境への配慮も重視しています。発電時の排熱を活用するコージェネレーションシステム(CGS)を導入し、環境負荷を低減する計画です。また、災害時に備えた帰宅困難者受け入れスペースの設置や防災備蓄倉庫の整備も進められます。

未来のビジョン



「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、2029年度には南街区が竣工予定で、2032年度には北街区も完成する見込みです。特に南街区では、約218メートルの高さを誇るオフィスビルが建設され、商業施設や宿泊施設も設けられる予定です。

このプロジェクトの完成により、八重洲エリアは新たな商業や文化の中心地として生まれ変わり、多くの人々にとって魅力的な場所になることでしょう。東京ガス不動産は、今後も地域住民や協力パートナーとともに、プロジェクトの成功に向けて尽力していくとのことです。日本橋川沿いに広がる新しい景観が、多くの人に愛されることを願っています。


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会社情報

会社名
東京ガス株式会社
住所
東京都港区海岸1-5-20
電話番号

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