画期的なナイトビジョンスコープ「HABROK Pro」シリーズの発売
株式会社サイトロンジャパンが新たに、サーマル・ナイトビジョン・バイスペクトル双眼タイプスコープ「HABROK Pro」シリーズを発表しました。このシリーズは、従来のナイトビジョン技術を超えて、ハイエンドな性能を実現することを目指しています。商品の受注は2025年5月23日から開始され、ユーザーの手元には1か月程度で届く見込みです。
発売概要
今回発表された「HABROK Pro」シリーズには、次の4つのモデルが含まれています。
- - HQ50L: 希望小売価格 \\905,600(税別)、\996,160(税込)
- - HQ50LN: 希望小売価格 \\905,600(税別)、\996,160(税込)
- - HX60L: 希望小売価格 \\1,358,200(税別)、\1,494,020(税込)
- - HX60LN: 希望小売価格 \\1,358,200(税別)、\1,494,020(税込)
さらに、同シリーズに対応した赤外線照射モジュールも用意されており、L810及びL940の2種類が各31,000円(税別)で販売されます。これらの新製品は、外での使用に最適化された設計がなされており、特に特殊な観察環境での機能性が向上しています。
製品の特長
「HABROK Pro」シリーズは、高画素、高感度のサーマルセンサー及び4K解像度の高感度CMOSカメラを搭載したプレミアムな製品です。特にHX60LとHX60LNモデルは、1280×1024の高画素サーマルセンサーを装備しており、夜間や昼間を問わず、鮮明な視認性を提供します。
NETDの向上
この新シリーズでは、NETD(温度分解能)が大幅に向上し、具体的にはHQ50LとHQ50LNでは15mK未満、HX60LとHX60LNでは18mK未満を実現しています。これにより、微細な温度差をも識別し、ターゲットを確実に捉える能力が向上しました。また、「Image Pro 2.0」という独自の画像処理技術も搭載されており、より正確で詳細な描写をサポートします。
低照度性能と交換可能な赤外線照射装置
シリーズには、フルカラーの4K UHD CMOSセンサーを搭載しており、昼間だけでなく、薄明時でも自然な色彩での観察が可能です。また、交換可能な赤外線照射装置により、全暗黒の環境でも観察が容易になります。850nmと940nmのモデルが使用可能で、それぞれ特有の利点を持っているため、使用者のニーズに応じて選択できます。
電子手振れ補正と使用時間
手振れ補正機能も搭載されており、特にズーム時における視認性が向上します。また、新開発の大容量バッテリーパックにより、最大約10時間の連続使用が可能で、スマートスタンバイ機能も搭載されているため、バッテリーの消耗を最小限に抑えることができます。
多機能性とキャリーハーネス
「HABROK Pro」シリーズは、静止画や動画撮影、GPS、デジタルコンパス、Wi-Fiホットスポットによるスマートフォンやタブレットでの画像表示など、様々な機能を1台に集約しています。また、専用のキャリーハーネスも付属しており、持ち運びが容易で、いつでも必要なときにすぐに使用することができます。
おわりに
新しい「HABROK Pro」シリーズは、光学機器市場において新たなスタンダードを打ち立てる製品となるでしょう。高性能な機能と使いやすさを兼ね備え、多用途での活用が期待されます。興味がある方は、サイトロンジャパンの公式ホームページで詳細情報を確認し、ぜひ新たな観察体験を手に入れてください。