京都に新たなチョコの聖地が誕生
この春、ダンデライオン・チョコレートが京都の東山一念坂に新しい店舗をオープンしました。この店舗は、カカオ豆の仕入れから製品化までを一貫して行う「Bean to Bar」の理念を大切にしつつ、独自の新業態《CACAO BAR》を展開しています。これにより、地域の文化や景観とも深く結びついた特別な空間を提供することが目的です。
京都の風情に包まれた店舗
店舗は、100年以上の歴史を持つ日本家屋の中に位置し、文化庁によって保護された伝統的な景観を背景にしています。高台寺や清水寺といった観光名所が近く、訪れる観光客にとって魅力的な立地です。この歴史的建物を見事にリノベーションしたのが、数寄屋大工の佐野文彦氏。伝統的な日本の美と現代的な洗練さが融合したデザインは、訪れる人々に感動を与えることでしょう。
初の試み《CACAO BAR》の魅力
ダンデライオン・チョコレート京都東山一念坂店は、《CACAO BAR》という新しいキャラクターを持つ場所でもあります。これは、シングルオリジンのカカオ豆を活かした新感覚のデザートとアルコールとのペアリングを楽しむための実験的な試みです。初めての試みにより、カカオの多様な楽しみ方を提案し、京都が持つ独特な食文化に新たな風を吹き込みます。
提供されるメニューでは、カカオの風味を生かしたスイーツが多数用意されています。さらに、カフェで楽しめる定番のチョコレートドリンクや毎朝手作りされるペストリーなど、豊富な選択肢が揃っています。
限定メニューの一例
特に、京都限定のニブブッセやブラウニーバイトフライトといったメニューは、ダンデライオン・チョコレートならではの新しい体験を提供します。ニブブッセは、卵黄で作られた濃厚なバタークリームとニブの食感が楽しめる逸品。ブラウニーバイトフライトは、異なる産地のチョコレートを用いたブラウニーの食べ比べができ、各地の特性を体感できる特別なメニューです。
ギフトショップも充実
店内には、他の店舗では手に入らないような限定コラボ商品も取り扱うギフトショップが併設されています。地元京都のブランドとのコラボ商品や、特別なチョコレートバーなど、お土産選びも大いに楽しめます。また、ギフトとしてぴったりな商品も豊富に揃えており、訪れる人々に新たな発見を提供します。
来店情報
ダンデライオン・チョコレート京都東山一念坂店は、営業時間が不定休で、5月末まではカフェが12:00から17:30まで、CACAO BARが招待制で営業。6月以降はカフェが10:00から18:00まで、CACAO BARは予約制での営業を予定しています。多彩なメニューを求めて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ダンデライオン・チョコレートが描くカカオの新しい物語は、京都の地でどのように広がっていくのでしょうか。書き下ろしの体験を手に、心温まる春のひとときを楽しんでください。