Netskope、ChatGPT Enterpriseと連携し企業のデータセキュリティを強化
NetskopeとChatGPT Enterpriseの統合でセキュリティが向上
セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)のリーダーとして知られるNetskopeは、2024年7月18日、OpenAIのChatGPT Enterprise Compliance APIとの統合を発表しました。この連携によって、企業におけるデータセキュリティやコンプライアンスの強化が図れる新たなAPIコントロールが導入されます。Netskope Oneプラットフォームは、アプリケーションの可視化、ポリシーの実施、高度なデータセキュリティ、そしてセキュリティポスチャの全面的な管理を提供し、企業のセキュリティ機能の強化を狙います。
過去の調査結果では、生成AIアプリケーションのユーザー数が昨年と比べて3倍以上に急増しているとのこと。この急激な成長に伴い、企業はデータ保護戦略の見直しが求められるとNetskopeは警告しています。生成AIの利用が広がる中、データポリシーの違反を抑え、機密情報を安全に運用することが、今後ますます重要になるでしょう。
Netskopeのデータ保護機能
NetskopeのCloud Access Security Broker(CASB)APIは、BoxやGoogle Workspace、Microsoft 365などの主要クラウドサービスのAPIを活用し、内部データの管理を強化します。これにより、企業はChatGPT Enterprise内のデータがコンプライアンスに準拠しつつ、保護された状態を維持できる仕組みが整います。Netskopeのグローバルパートナーエコシステム担当シニアバイスプレジデント、アンディ・ホロウィッツ氏は「この統合によって、機密データの管理を行うための包括的なツールを提供できる」と述べています。
データセキュリティとコンプライアンスの強化
今回のNetskopeとChatGPT Enterpriseの統合による主な利点には、以下のような点が挙げられます。
1. コンプライアンス遵守: 50以上のコンプライアンステンプレートと3,000以上のデータ識別子を通じて、企業は機密データに関する漏洩防止(DLP)およびコンプライアンス方針の施行を強化し、GDPRやHIPAA、GLBA等の法令遵守を支援します。
2. 高度な検知と機密データの保護: ダイレクトな可視化と制御により、個人情報(PII)や知的財産(IP)などの機密データを守ることが可能に。ユーザーは機械学習や光学式文字認識といった最新技術を駆使し、見逃しがちなデータを迅速に特定できます。
3. 脅威からの保護: マルウェア検出のための先進的な機械学習モデルを採用しており、従来の手法を補完することで、リアルタイムのリスク管理を実現します。
この統合により、企業は生成AIを安全に活用しながら、データセキュリティやコンプライアンスを確保することができるようになります。Netskopeのプラットフォームは、企業が直面する多様な脅威に対処し、パフォーマンスを向上させるための力強いサポートを提供するのです。
詳細な情報は、Netskopeの公式サイトや関連資料を通じてご確認ください。
Netskopeは、ゼロトラストの原則に基づいて、クライアントがリスクを軽減し、変化する技術環境に素早く適応できるよう支援しています。世界中の多くの企業がNetskopeを利用し、進化し続ける脅威に対応しています。
会社情報
- 会社名
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Netskope Japan株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング10階 EGG・JAPAN内
- 電話番号
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