PRONI株式会社、小田香織氏を社外監査役に迎えた新たな一歩
2024年12月1日、PRONI株式会社(以下、PRONI)は社外監査役として小田香織氏を迎えることを発表しました。東京都品川区に本社を構えるPRONIは、企業間取引を円滑にするためのプラットフォーム「PRONIアイミツ」や「AI最強ナビ」を展開し、日本の中小企業を支援することをパーパスに活動しています。
小田香織氏の経歴と役割
小田氏は、20年以上にわたる監査業務の豊富な経験を持ち、特に財務とガバナンスの分野での専門家として知られています。朝日監査法人(現在の有限責任あずさ監査法人)でのキャリアをスタートし、その後も数多くの上場企業や成長企業で監査役を務めてきました。彼女の強みは、特にIPO前後の企業において、内部統制や財務の透明性を向上させることに注力してきた点にあります。
また、小田氏は多様性を重視した経営を実現するための取り組みにも力を入れており、女性リーダーの育成や組織改革において豊富な実績を持っています。彼女の就任が財務会計体制の強化にどのように寄与するか、注目が集まります。
PRONIのビジョン
PRONIは「中小企業の挑戦を支援し、日本経済の再成長に貢献する」ことを目指しています。企業間取引の不便を解消することで、経済活動を支える目的を掲げています。これまでにも2014年より「アイミツ」というプラットフォームを運営し、1年半での黒字化を達成しています。さらに、2019年にシリーズAでの資金調達を行い、ここまでに46億円を超える資金を調達しています。
2024年には経済産業省の「DX認定事業者」にも認定され、さらなる成長が期待されています。また、2025年1月にはAIサービスの診断を行う「AI最強ナビ」の提供を開始する予定です。
社外監査役としての意気込み
小田氏は、「このたびPRONI株式会社の社外監査役として参画させていただき、大変光栄に思います。IPO準備や事業成長に向けた財務会計体制の強化を通じ、PRONIが掲げるパーパスの実現に貢献したい」と話しています。彼女の就任によって、PRONIの企業理念がより具体的に実現されることでしょう。
今後の展望
PRONIは中小企業を支援するための事業を今後も展開していく予定です。小田氏の豊かな経験と専門性が、PRONIの成長を促進し、企業の成長を支えるための重要な要素となるはずです。中小企業にとって新たな時代を切り開く一歩となることを願うばかりです。
PRONIの今後の活動や小田氏の役割について、引き続き注目していきたいと思います。