CTCとHPE、AI分野での新たな連携を発表
CTCとHPEがAI分野での連携を強化
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)とHewlett Packard Enterprise(HPE)は、AI技術の領域での協力を強化し、特に生成AIを中心としたビジネスの更なる発展を目指すことを発表しました。この連携は、企業がAIを効果的に活用するためのインフラを提供するものです。
生成AIの重要性
近年、生成AIは企業競争力に直結する重要な技術として注目されています。AIの活用は社内システムだけにとどまらず、工場や物流施設などのエッジ環境にも大きく広がっています。そのため、オンプレミスやハイブリッドクラウドといった多様な環境に対応し、安全かつ高パフォーマンスなAI基盤が求められています。
今回の連携内容
新たな連携では、以下の取り組みが行われます:
1. CTCが提供するAIアプリケーションをHPEの「HPE Private Cloud AI (HPE PCAI)」に実装し提供する。
2. HPE PCAIを活用したAI推論基盤の共同開発を進める。
3. 共同イベントや市場調査などのマーケティング活動を通じて新たな案件を創出する。
これにより、CTCとHPEはAI関連ビジネスの拡大を図ります。
CTCの実績
CTCはHPEのサーバーやストレージを用いた大規模システムの構築、保守運用の豊富な経験を有しています。特に、日本ではHPEのパートナープログラムの最高位「International Solution Provider」に唯一認定されています。さらに、CTCはAIソリューションの拡充にも力を入れており、2023年4月から北米スタートアップとのパートナーシッププログラム「NAPP」を開始しました。このプログラムでは、最先端のAIアプリケーションの提供を目指します。
今後の展望
今後、CTCとHPEはより強固な連携を基に、オンプレミスやハイブリッドクラウド環境に適した安全で柔軟なAI基盤を構築していきます。データセキュリティやガバナンスにも配慮しつつ、AI技術の普及と顧客ビジネスの成長を支援する予定です。
HPEからのメッセージ
HPEの社長兼CEOアントニオ・ネリ氏は、「CTCとの30年にわたるパートナーシップを拡張できることを嬉しく思います。両社の技術力と経験を結集し、顧客の目標達成に貢献できることを期待しています」とコメントしています。これは信頼と協力に基づく関係から生まれる新たな成果への期待を示しています。
まとめ
CTCとHPEの連携強化は、AI分野の競争力を高める重要な一歩です。今後、両社が生み出す新たな技術とサービスに期待が寄せられています。AIを活用したビジネス環境の変革が、企業の成長を加速することでしょう。
会社情報
- 会社名
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-1-1神谷町トラストタワー
- 電話番号
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03-6403-6000