UBE現代日本彫刻展2027への応募受付開始
2025年10月1日より、UBE現代日本彫刻展2027(旧UBEビエンナーレ)の作品募集が始まります。この彫刻展は1961年に創立され、戦後の都市美化や心の豊かさを求める市民運動からスタートした、最も歴史のある野外彫刻展の一つです。
文化資源としての彫刻展
市内には過去の受賞作品を含む多くの彫刻が展示され、訪れる人々に美的体験を提供しています。また、観光や教育の目的でも活用され、地域の文化資源として人々に愛されています。このように、UBE現代日本彫刻展は市民の心と地域文化に寄与し続けています。
展示内容
2027年に予定されている展覧会では、「ときわ公園」内にある「彫刻の丘」で合計15点の野外彫刻を展示します。また、同公園内の「彫刻ビジターセンター」では、30点の入選模型が展示される予定です。展示後には、大賞(宇部市賞)およびUBE株式会社賞受賞作品が、地域の公共空間に恒久的に設置されることになります。
応募概要
受付期間
- - 応募受付:2025年10月1日(水)〜 2026年1月18日(日)
- - 模型搬入:2026年1月30日(金)〜 2月1日(日) ※必着
助成金について
一次審査での作品選考を通過した方には、240万円の作品制作費が助成されます。この助成金は2026年5月と2027年12月の二回に分けて支給されます。
応募方法
応募は公式サイトで行われ、10月1日(水)から開設される応募フォームから行う必要があります。詳細については、公式サイトの応募要項を確認してください。
各賞について
- - 大賞(宇部市賞):500万円(実物・模型買上げ賞)
- - UBE株式会社賞:400万円(実物・模型買上げ賞)
- - 毎日新聞社賞:80万円
- - 宇部商工会議所賞:30万円
- - 島根県吉賀町賞:20万円
- - 山口県立美術館賞:20万円
- - 島根県立石見美術館賞:20万円
また、特別賞として以下の賞も用意されています。
- - 柳原義達賞:150万円(模型買上げ賞)
- - 市民賞:50万円(模型買上げ賞)
選考委員
選考委員には、美術史家の水沢 勉氏を委員長とし、彫刻家の植松 奎二氏や女子美術大学の教授、建築家、各美術館の館長などが名を連ねています。選考には高い専門性が反映されています。
主催と協賛
この彫刻展は、宇部市、宇部市野外彫刻展運営委員会、および毎日新聞社が主催し、UBE株式会社が特別協賛に名を連ねます。
前回展の様子
2024年秋には第30回UBEビエンナーレが開催され、その作品は2026年冬までときわ公園の彫刻の丘で展示されることになります。これにより、訪れる人々に新たな彫刻体験を提供する予定です。
ぜひ、皆さまの創造力に満ちた素晴らしい作品のご応募を心よりお待ちしています!