新しいバッテリー管理
2021-03-01 10:00:12

IoTとAIを駆使した新たな鉛バッテリー管理ソリューションの登場

新たな時代を迎える鉛バッテリー管理



株式会社KKBテクノロジーが新たに開発した鉛バッテリー用の遠隔監視・制御ソリューション「BCP」は、IoTとAI技術を駆使してバッテリー管理の効率化と環境への配慮を同時に実現するものです。これまでのプロセスでは、バッテリーの状態をチェックし異常を見つけるのは手作業が多く、多くの人手と時間を要しましたが、BCPを導入することでこの負担が大幅に軽減されることが期待されます。

具体的なメリットとなる機能


BCPソリューションの大きな利点は、鉛バッテリーの状態をリアルタイムで監視し、異常が発生した場合には即座に対応できる点です。これにより、現場に作業員を派遣する必要が減り、業務の効率化とコストの削減が見込まれます。また、BCPは独自のAI技術を活用して生成したパルス電流を利用し、鉛バッテリーの寿命を延ばすことも可能にしました。これは、鉛バッテリーのCO2排出を減少させ、持続可能な社会の実現に寄与するものとなります。

システムの基本構成


BCPは、鉛バッテリーの両端子に接続するだけで、電圧や内部抵抗、さらには環境データ(室温、湿度、気圧など)を管理サーバーに送信します。これにより、管理者はさまざまなデバイスを通じてバッテリーの状態を把握し、効果的に管理することができます。このシステムは、小規模なものから数百のバッテリーを一括で管理できるため、広範囲な適用が可能です。

除去と延命


BCPは特許出願中の技術を用いて、鉛バッテリーで発生するサルフェーション(酸化物)の除去を行います。これにより、バッテリー交換の頻度が減少し、容量の減少を抑えることができます。

ユーザーインターフェースの充実


本システムには、ユーザーに優しいインターフェースを備えた監視・制御アプリが用意されています。これにより、複数のバッテリーを一元管理することができ、個別に管理することも可能です。運用システムはアプリ版とWeb版の両方が提供されており、利用者のニーズに応じてカスタマイズが可能です。

価格と今後の展望


BCP装置はオープンプライスで、システムの利用料は年間サブスクリプションとしてお客様の要望に応じた価格で相談に応じています。KKBテクノロジーは、この新しいシステム開発を通じて、さらなる販売及び共同開発のパートナーを探しており、興味のある方はぜひ問い合わせをしてほしいとのことです。

これらの進展により、KKBテクノロジーは持続可能性をテーマにした鉛バッテリー管理の新しいスタンダードを生み出すことを目指しています。経営課題にSDGsの取り組みを埋め込み、バッテリーの延命化や環境保護に貢献するこの新製品は多くの企業にとって注目すべき存在になるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社KKBテクノロジー
住所
東京都中央区日本橋3-2-14新槇町ビル別館第一
電話番号
03-4455-2344

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