銭天堂の魅力満載!特別展が豊岡市で開催
2025年4月12日(土)から、兵庫県豊岡市の豊岡市立歴史博物館にて「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ」という特別展が行われます。この展覧会では、広く知られた「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の世界を、多様な資料を通じて体験できる貴重な機会が提供されます。
展覧会の魅力
展覧会では、特に注目すべきは数多くの資料展示です。表紙や未発表の貴重なイラスト、さらに描き下ろしのラフ画まで、多様な素材を通じて「銭天堂」の魅力を堪能できます。また、作者の廣嶋玲子氏や絵を担当するjyajya氏のインタビューも展示され、作品の裏話や創作背景を知ることができます。これらの資料を通して、来場者は銭天堂の不思議な世界に深く浸かることができるでしょう。
さらに、展示の中には原作イラストを元に再現された立体造形物もあり、視覚的な楽しみとともに、作品に触れることができるインタラクティブな要素も加えられています。
限定NFTとAR体験
来場者には特別な駄菓子おみくじNFTがプレゼントされることも大きな魅力です。このNFTは、会場に設置されたおみくじを振ることで得られるQRコードにアクセスすることで取得できます。スマートフォンでの読み込みはGPSと連動しており、展示会場での体験が特別なものとして楽しめる仕組みになっています。
また、ARアプリ「Tracou Hunter Story」によって、作中に登場する「祝福の招き猫」をARで楽しむことも可能です。この猫と一緒に記念写真を撮影することができるため、思い出を形に残すことができます。
開催概要
特別展の会期は2025年4月12日から7月13日までで、午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)観覧でき、毎週水曜日は休館となります。入館料は一般500円、学生300円、小中学生250円と、幅広い客層に開かれた価格設定になっています。開催場所は豊岡市立歴史博物館の但馬国府・国分寺館です。
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂とは
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は2013年に刊行が始まった廣嶋玲子作・jyajya絵による児童小説シリーズです。物語は幸運な人のみが辿り着ける駄菓子屋を舞台にし、その店主である紅子が、訪れる客の悩みや希望に合わせた駄菓子を提供します。しかし、その駄菓子の使い方を誤ると、思わぬ運命を味わうことになるというサスペンスを絡めた物語です。このシリーズは、全国の小学生による人気投票で第一巻が第1位を獲得した実績もあり、2020年にはNHK Eテレでのテレビアニメ化を果たし、2024年には実写映画も公開の予定です。出版累計部数は全世界で1,100万部を超え、小学生から大人まで幅広い層に支持されています。
この特別展は「銭天堂」のファンのみならず、異世界の魅力を体験したい方にもおすすめのイベントです。是非、この機会をお見逃しなく!
会社概要
本展を主催するのは株式会社ゼクサバースです。同社は東京を拠点に、ブロックチェーン技術やARメタバースの開発・運営、NFT関連システムの開発を手掛けています。参加者に新しい体験を提供し、文化を広めるための取り組みを行っています。また、社名の通り、未来に向けた革新的なサービスの展開に力を入れています。