神戸市に新たな焙煎所、BYSN KOBE ROASTERYがオープン
2025年1月18日、兵庫県神戸市に新たに開設された障害者雇用支援サービスBYSNが、地域の方々を対象にしたイベントを開催しました。このイベントでは、障害者が自ら焙煎した高品質なコーヒーを試飲しながら、BYSNの活動について知る絶好の機会となりました。
BYSNとは?
BYSNは株式会社スタートラインが運営するロースタリー型障害者雇用支援サービスです。利用する企業に雇用された障害者は、専用のプロ仕様焙煎機を使って高品質なコーヒー豆を制作し、オリジナルブレンドコーヒーの開発へとつなげます。この取り組みは、障害者が自分らしい形で働く環境を提供し、社会参加を促進することを目的としています。
開幕となるイベントの様子
地域住民との交流を深めるために、神戸ふれあい工房様とのコラボレートで、イベントブースを設置しました。来場者からは「雑味がなくて美味しい」「香りが素晴らしい」といった感想が多数寄せられ、コーヒー試飲を通じて多くのコミュニケーションが生まれました。
また、参加者からのアンケートでは、「BYSNのような働き方をもっと知りたい」との意見や、「障害者の自立と社会貢献がつながることを実感した」との声があり、地域における障害者雇用の重要性が再確認されました。
参加者からの声
100名以上の方が参加したこのイベントでは、困難な状況にある人々がどのように自立できるかについて多くの意見が寄せられました。「私自身も障害を持つ方々と共に働きたい」と話す市民からは強い関心が寄せられ、障害者雇用を取り巻く理解が進んだことが伺えます。
これからの展望
BYSN KOBE ROASTERYの開設は、障害者が自分の能力を活かし働ける場を提供する大きな第一歩です。今後も地域に密着した活動を続けながら、障害者雇用の意義や価値を広め、誰もが自分らしく生活できる社会の実現に向けて努力を重ねていきます。
この新しい取り組みが、次世代の障害者雇用のモデルとなることを願っています。毎回のイベントを通じて、地域が一つになり、障害者が社会で自らの役割を果たす手助けができるように努めていく所存です。
株式会社スタートラインは、創業以来、障害者雇用支援の道を歩んできました。「自分を思いやり、人を思いやり、その先を思いやる」を基本理念に、障害者の採用から定着支援に至るまで、多方面での支援を行っています。これからも多様な雇用機会を創出し、誰もが自己実現できる社会の構築に寄与してまいります。