中小企業向けAI採用アセスメント『PitA』が登場
株式会社Scale Technologyは、2026年6月末に中小企業向けのAI採用アセスメント『PitA(Personal Identity Talent Agent)』を正式にリリースしました。この新しいサービスは、企業が直面する採用ミスマッチや早期離職といった問題を解決するために開発されました。
性格診断と採用ミスマッチの現状
多くの企業が性格診断や適性検査を実施していますが、実際には「採用してみたら思った通りではなかった」という不満の声が依然として多く聞かれます。その主な原因は次の3つです。
1.
性格は理解できても、行動は見えない
候補者の考え方や価値観は測定可能ですが、職場でどのように行動するかまではわからないのが現実です。
2.
応募者の対策
採用の局面では、候補者が「自分を良く見せよう」とするため、真の特性を把握しにくくなります。
3.
優秀な候補者ほどリスクが見落とされる
高いパフォーマンスが求められるほど、方向性を誤ると組織にとって大きな潜在リスクとなるケースがあります。
このように、性格診断はもはや十分ではなく、行動特性や潜在リスクを可視化する必要が求められています。
PitAの特徴
PitAは、心理学で最も検証された性格モデル「BigFive理論」を基盤にしたシナリオ型テストです。約15〜20分で実施でき、以下のポイントで特徴づけられます。
性格特性と行動特性の差を見える化することで、候補者の実際の職場でのパフォーマンスを予測します。
高いパフォーマンスの背後にある潜在リスクを明確にし、そのリスクに対する適切なアプローチを提案します。
数値やグラフでなく、専門用語を使わずに書かれたわかりやすい文章コメントが提供され、現場での即戦力となります。
このアプローチにより、企業は採用後の育成やマネジメントにも有効に活用できるでしょう。
料金設定
PitAは中小企業でも手軽に導入できる価格設定となっています。スポット利用は1名につき2,000円(税別)で、特に新規登録の企業には初回受験の無料チケットが提供されます。さらに、2026年9月以降には月額10,000〜30,000円のサブスクリプションモデルも開始される予定です。
今後の展望
Scale Technologyは、PitAのさらなる発展を目指しています。2026年9月にはAIエージェント「PitA CHAT」を正式にローンチし、次年度には人事制度AIエージェント「JINJI Architect」もリリース予定です。これにより、採用から育成・評価までの一貫した人材管理をサポートするプラットフォームを目指します。
代表者の想い
代表取締役CEOの澤田ありさ氏は、「性格診断は企業に広がりましたが、“採用したのにミスマッチ”という問題は残ります。我々はこの問題を解決したいと考え、行動特性と潜在リスクを明確にした結果、PitAを開発しました。中小企業が人を見極め、成長させるための新しい採用の形提案をしていきたいです」と述べています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Scale Technology
- - 所在地: 広島県広島市中区八丁堀
- - 設立: 2025年4月
- - URL: Scale Technology