静岡発、健康的な室内履き「ルーム下駄」の新提案
日本の伝統的な履き物といえば下駄を思い浮かべる方も多いでしょう。浴衣姿での夏祭りや温泉街を歩く姿が美しく印象的ですが、実は下駄には健康効果もあることを知る人は少ないかもしれません。歩くことによる足裏の刺激や姿勢改善など、履くことで健康に寄与する下駄を現代のライフスタイルに合わせて再考した「ルーム下駄」が生まれました。
日本の伝統的な履き物がもたらす健康効果
下駄を履くことで得られる健康効果について、静岡大学と株式会社水鳥工業の共同研究によると、前ツボが指の間を刺激し、血行を促進することが確認されています。また、しっかりとした踏み込みは身体の重心を整え、姿勢が良くなることで浮き指の解消に役立つと言われています。年々下駄を履く人が減少しているなか、下駄の文化とその魅力を継承する取り組みが求められています。
静岡市に息づく下駄づくりの文化
静岡市は歴史的に下駄づくりの文化が栄えた地域です。この背景には、静岡に移住した徳川家康が多くの職人を連れてきたことが関係しています。この地の職人たちによる技術は現在の下駄製造に受け継がれており、株式会社水鳥工業はその先端を担っています。普段着に合わせた下駄の提案や、男女問わず気持ちよく履ける下駄作りに力を入れている彼ら。特に「ルーム下駄」は、そのデザインと機能性で注目を集めています。
「室内履き」としての新しい価値
季節を問わず下駄を楽しむ方法として、家の中での使用を提案した水鳥工業。日本ではスリッパが一般的ですが、下駄を室内履きとして再定義することで、健康的なライフスタイルが実現できると考えました。しかし、下駄特有の「カランコロン」という音が気になるところでもあります。
この音をクリアするため、サンプルを作成して足音の影響を検証。柔らかく丈夫な素材を選定し、床を傷つけないよう約6mmのクッション素材を使用した結果、音鳴りを抑えつつ快適な履き心地を実現しました。部屋の中でも快適に足元を支える「ルーム下駄」は、従来の下駄とは一線を画すアイテムになっています。
多彩なデザインで幅広いニーズに応える
「ルーム下駄」は、高級木材マホガニーを使用し、性別や年齢を問わず履けるように低めのデザインにされています。鼻緒は全4種類から選べ、それぞれ2色展開。日本的な柄からモダンな柄まで揃えており、様々なライフスタイルにフィットします。
- - ドット(白・黒)
- - 波(赤・黒)
- - ビー玉(赤・黒)
- - シフォンカーフ合皮(赤・黒)
職人の技が生み出す履き心地
手しごとから生まれる「ルーム下駄」は、職人の手により一つ一つ丁寧に作られています。木地は足の形に合わせて加工され、独自のフィット感を提供。鼻緒と前ツボにはクッション素材が入っており、長時間履いても疲れにくい仕様になっています。
静岡市の伝統を受け継ぎながら現代の生活様式に合った「ルーム下駄」は、まさに職人技の結晶です。そのユニークなデザインと快適な履き心地をぜひ体感してみてください。
商品情報
- - 商品名: 手しごとルーム下駄
- - 販売価格: 9,800円 (税込10,584円)
- - サイズ: S(23.0~24.0cm), M(24.5~25.0cm), L(25.5~26.0cm), LL(26.5~27.0cm)
- - ヒール高さ: 約3.5cm
- - 木素材: マホガニー(ウレタン塗装)
この「ルーム下駄」は、在庫が限られているため、早めの購入をおすすめします。静岡市が誇る、職人の手によって生み出される上質な履き物をこの機会にお求めください。