東急不動産、マンションギャラリー集約でCO2削減!約1,000t削減達成!
東急不動産株式会社は、新築分譲マンションブランド「BRANZ」の統合マンションギャラリー「東急不動産 BRANZギャラリー 表参道」を2023年9月にオープン。環境負荷軽減に向けた取り組みの一環として、従来のように物件ごとに個別のギャラリーを建設するのではなく、複数の物件を1つのギャラリーで販売する集約型を採用した結果、約1,000トンのCO2削減を達成しました。
従来型のギャラリー建設と比較し、CO2排出量を大幅削減
従来は、物件ごとにマンションギャラリーを建設し、販売活動を行っていました。しかし、今回の統合型ギャラリーでは、リアルとデジタルの融合により、1つの拠点で複数物件の販売が可能となり、従来のように個別にギャラリーを建設・解体する際のCO2排出量を削減することに成功しました。
環境負荷軽減を重視したギャラリー建設
「東急不動産 BRANZギャラリー 表参道」は、環境負荷軽減を重視した設計・建設が行われています。具体的には、以下の取り組みを実施しています。
再生可能エネルギー100%による施設運営:現地屋上設置の太陽光パネルに加え、東急不動産が開発・運営する発電所で作られた再生可能エネルギーを活用することで、施設運営におけるエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄っています。
東急リゾートタウン蓼科の間伐材を活用:東急リゾートタウン蓼科で間伐された木材を、ギャラリーのフローリングやデザイン家具などに活用することで、循環型社会の実現を目指しています。
環境配慮素材の積極的な活用:外壁から床・壁・天井素材まで、環境に配慮した素材や自然由来素材を積極的に採用しています。
生物多様性に配慮した植栽計画:在来種を主体とした植栽計画により、地域の環境に配慮しています。
リアルとデジタルを融合した顧客体験
「東急不動産 BRANZギャラリー 表参道」では、リアルとデジタルを融合させた顧客体験を提供しています。
リアル体験: コンセプトルーム、カラーセレクトコーナー、外壁素材展示など、お客様が物件についてより深く理解できるリアルな体験を提供しています。
デジタル体験: デジタルツインを活用し、物件の外観や専有部の様子を、高精細なデジタルコンテンツで体験することができます。また、眺望シミュレーションにより、物件からの眺望を事前に確認することも可能です。
環境経営とDXを推進
東急不動産ホールディングスは、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」に基づき、「環境経営」と「DX」を全社方針に掲げています。東急不動産は、「環境先進企業」を目指し、事業所及び保有施設の100%再生可能エネルギーへの切り替えを完了しました。
「東急不動産 BRANZギャラリー 表参道」は、環境負荷軽減と顧客体験向上を両立させた新しいタイプのマンションギャラリーです。東急不動産は今後も、環境経営とDXを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。