サイレンス体験
2025-08-19 09:28:55

音のない世界での対話を楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」佐賀初開催

「ダイアログ・イン・サイレンス」佐賀で初の開催



2025年8月23日(土)から25日(月)までの3日間、佐賀県立ろう学校にて、音のない世界でコミュニケーションを楽しむ体験イベント「ダイアログ・イン・サイレンス showcase in 佐賀2025」が開催されます。これは、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが手掛けるもので、聴覚障害のあるアテンドの導きのもと、参加者は音を使わずに様々なアクティビティを楽しむことができるソーシャルエンターテインメントです。

初めてのろう学校での実施


「ダイアログ・イン・サイレンス」はこれまで多くの国で行われてきましたが、今回が初めて聴覚特別支援学校での開催となります。これは、聴覚に障害のある人々を理解し、共に体験する機会を創出することを目的としています。参加者は、約60分の体験を通じて、言語や年齢、障害の有無に関わらず、すべての人が楽しめるコミュニケーションの形式を学ぶことができます。

体験の意義


「ダイアログ・イン・サイレンス」の最大の魅力は、音のない環境でのコミュニケーションです。参加者は、顔の表情やボディーランゲージを駆使して、言葉の壁を超えた対話を体感します。この非言語コミュニケーションを通じて、参加者は相手を理解し合い、心の距離を縮めることができます。音のない世界の中で、参加者は互いの存在を感じ、コミュニケーションの豊かさを実感できるでしょう。

開催の背景と共生の未来


近年、障害者スポーツや共生社会に対する関心が高まっています。2025年には東京で「デフリンピック」が開催されることもあり、社会全体での理解と支援が求められています。今回の「ダイアログ・イン・サイレンス showcase in 佐賀2025」は、単なるエンターテイメントではなく、地域社会との接点づくりやコミュニケーションの多様性を考えるための重要な機会でもあります。聴覚特別支援学校は、ろう文化の継承やアイデンティティ形成の場であり、地域社会との相互理解を深める役割を果たすことが期待されています。

イベントの詳細


開催概要


  • - 日時: 2025年8月23日(土)~25日(月)
  • - 会場: 佐賀県立ろう学校
  • - 体験時間: 約60分
  • - 参加対象: 年齢制限なし(小学生以下は保護者同伴)
  • - 参加費: 無料(事前申込制)
  • - 定員: 約200名
  • - 詳細と申し込み: 参加申し込みサイト

主催は一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティで、佐賀県や中外製薬株式会社、佐賀県立ろう学校が特別協力しています。また、佐賀県の「さがすたいる推進支援事業補助金」を利用して実施されており、地域社会の理解と支援を促す重要な取り組みとなっています。

まとめ


「ダイアログ・イン・サイレンス」は、障害のある人とない人が同じ体験を通じて楽しみ、理解し合う貴重な機会です。ぜひこの機会に、音のない世界の対話を体験し、新しいコミュニケーションのかたちを学んでみてください。音を超えた体験が、あなたに新たな発見と感動をもたらすことでしょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
住所
港区 海岸1-10-45アトレ竹芝シアター棟1階
電話番号
03-6231-1640

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