オイシックス・ラ・大地の新戦略
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社が、デジタルマーケティングの進化を遂げています。同社は、株式会社クローバーテックが提供する行動データ分析ツール「SaleCycle」を導入し、新規顧客向けの「Oisix おためしセット」の売上を4%向上させることに成功しました。
SaleCycle導入の背景
オイシックス・ラ・大地は、離脱顧客をリカバリーするために、新たな顧客へのアプローチを強化したいと考えていました。そこで、これまで獲得できなかった顧客層に向けたマーケティング施策が必要だと認識し、メール配信ツールの導入を模索していました。この時、SaleCycleが持つ独自の強みが注目を集めます。
SaleCycleは、従来のツールとは異なり、すでに情報を持っている顧客だけでなく、新規ユーザーにもアプローチできる機能を持っています。この特性が、オイシックス・ラ・大地のニーズにぴったりと合致しました。さらに、JavaScriptコードをサイトに設置するだけで、顧客の行動に基づいた柔軟なメール配信が可能になる点も、採用の大きな要因となりました。
成果の確認
SaleCycle導入後、オイシックス・ラ・大地では「Oisix おためしセット」のページにおいて、配信開始前と比較して約4%の売上増加を実現しています。これは、同ページを訪問した顧客の40%にメールを送信し、これまで届かなかった離脱顧客へのアプローチが功を奏した結果です。実際、ダイレクトにメールを受け取った顧客の15%がサイトに再訪し、売上に寄与しました。
新たな取り組みが高く評価された結果、2025年2月にパイロット運用が開始された後、社内での表彰も受け、その後のサービス展開に繋がります。特に、産直おとりよせ市場やらでぃっしゅぼーやへの展開が見られ、そこでもSaleCycleの効果が実証されています。
顧客へのさらなるアプローチ
産直おとりよせ市場では、特におせちの販売がピークとなる8月からの利用が開始されました。新規顧客に加え、既存顧客への配信も行うことで、到達範囲を拡大しています。メールを受け取った顧客の再訪率は18.5%と高水準を維持し、コンバージョン率は5.6%に達しています。これにより、マーケティング施策の幅が広がり、顧客との接点を強化しています。
今後は、既存顧客へのメール配信や新たな販路拡大を視野に入れ、さらに多様な戦略を展開していく方針です。オイシックス・ラ・大地の新たな成功事例は、行動データを活用したマーケティングの重要性を再確認させてくれるものであり、今後の成長がますます期待されます。