地域課題解決に向けた新しい教育プログラムの展望
2024年2月21日(水)、神戸大学にて「地域/社会課題を解決する対話型ビジネス価値共創人材養成プログラム」のキックオフシンポジウムが開催されます。このプログラムは、文部科学省が後援する人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業の一環として、神戸大学、小樽商科大学、和歌山大学が共同で取り組むものです。目的は、地域や社会が抱える様々な課題を解決できる人材の育成にあります。
シンポジウムでは、盛山正仁文部科学大臣からのビデオメッセージ、神戸大学長の藤澤正人教授の挨拶、さらには対話型ビジネス価値共創の重要性を説明する國部克彦教授のプレゼンテーションが行われます。また、鈴木竜太教授による基調講演も予定されています。
このプログラムの特長は、実践的な価値共創の教育を通じて、地域課題解決に向けた具体的なアプローチを提供するところにあります。地域の企業経営者による講演も行われ、小樽からは上川大雪酒造株式会社の塚原敏夫氏、和歌山からはミテモ株式会社の澤田哲也氏がそれぞれの経験や取り組みについて発表します。参加者は、各地域の成功事例を学ぶ貴重な機会となるでしょう。
プログラムの詳細としては、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂での対面式と、オンラインLIVE配信のオプションが用意されています。参加は無料で、事前登録が必要です。
シンポジウムのプログラムは以下の通りです:
- - 13:30~13:35 文部科学大臣挨拶
- - 13:35~13:40 学長挨拶
- - 13:40~14:00 プログラムの説明
- - 14:00~14:30 基調講演
- - 14:30~14:55 講演(和歌山県)
- - 14:55~15:20 講演(北海道)
- - 15:30~16:10 連携機関の紹介
- - 16:10~16:55 パネルディスカッション
- - 16:55~17:00 閉会の挨拶
パネルディスカッションでは、小樽商科大学と和歌山大学の教授たちが独自の視点で、今後の教育プログラムの方向性について意見を交換します。この新しい試みは、地域の未来を見据え、次世代の人材育成に向けて貴重な知見をもたらすことでしょう。
このシンポジウムが地域の課題解決に向けた新しい風を吹き込むことを期待しています。参加希望の方は、公式サイトから詳細情報と登録を行ってください。地域、大学、企業が共に手を取り合い、未来を作り出すための重要な一歩を踏み出しましょう。