大阪の行列ラーメン店が全国展開中
大阪を代表する行列ラーメン店「人類みな麺類」を運営するUNCHI株式会社が、全国47都道府県に400店舗を同時オープンする計画を進めています。この「人類みな麺類 宇宙へ!!!」というプロジェクトは、2024年10月時点で262店舗の参加が決まっており、一部の店舗は年内にオープン予定です。
宇宙プロジェクトの開始
今年の7月末にスタートしたこのプロジェクトは、日本全体を盛り上げることを目指しています。特徴的なのは、宇宙に打ち上げた「ラーメン食材一式」が地球に帰還する際を記念した企画として、特別メニューやさまざまなイベントが行われる点です。食材を使用した新しいラーメンが提供され、北は北海道から南は沖縄まで多様な地域で楽しめるようになります。
新メニューの紹介
「人類みな麺類」の新メニューには、宇宙をテーマにした「らーめん原点 SPACE」が登場。鰹をたっぷり使用した香味油と甘みのある醤油が絶妙に絡んだ、一杯の醤油ラーメンです。この宇宙ラーメンは2023年11月10日から提供開始され、厚切りチャーシューや薄切りチャーシューが選べます。
さらに、「原点まぜそば SPACE」や「原点ピリ辛まぜそば SPACE」もラインナップに加わります。これらは鰹の風味がしっかりと感じられる全粒粉入り特注麺を使用しており、スパイシーな味わいが楽しめるメニューも用意されています。トッピングとして厚切りチャーシューやネギなどの追加も可能で、個々の好みに応じたラーメン体験ができるのが魅力です。
参加店舗の拡大
多くの飲食店舗が参加しており、全国各地の「人類みな麺類」店舗では、特別イベントや商品の提供が展開されています。新たに包括される店舗名のリストも公表され、参加者はこの盛り上がりにワクワクしていることでしょう。これにより、ラーメン業界全体が活性化されることが期待されています。
未来を見据えた取り組み
さらに、UNCHI株式会社は「宇宙で作ることができ、食べられるユニバーサル・サステイナブルなラーメン」を目指して、宇宙プロジェクトに取り組んでいます。2023年11月には、イーロン・マスク氏率いるSpaceXのロケットに「ラーメン食材一式」を搭載し、打ち上げられる計画です。この食材は半年間宇宙に滞在し、地球に帰還後にはサステイナブルなラーメンの研究材料として利用される予定です。また、UNCHI株式会社は2025年の大阪・万博にも出店を目指しており、宇宙から持ち帰った食材を用いた「隕石ラーメン鉢」を作成する計画も進行中です。
国内外の展開
「人類みな麺類」は、2012年のオープン以来、行列の絶えない大阪のラーメン店として広く知られています。その秘密は、極厚チャーシューや自家製麺にあり、2020年からは海外にも進出。ニューヨークをはじめ、中国、韓国、ネパールにまで足を伸ばし、世界中で「ラーメンの力で世界をかえる」というミッションを果たしています。
UNCHI株式会社は、地域振興や国際貢献にも取り組んでおり、戦争中のウクライナには特殊なラーメンを提供した活動も注目されています。自社開発したブランド「じんめん」により、簡単にラーメンが作れることを提供して飲食店支援を行っています。
このような多面的な取り組みを通じて、「人類みな麺類」は今後もさらなる進化を遂げていくことでしょう。
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