株式会社ベンナーズ、1.2億円調達で水産事業の拡大を加速

水産業の未来を切り開く株式会社ベンナーズの新たな挑戦

株式会社ベンナーズは、福岡県福岡市に本社を置く水産関連企業で、日本の魚食文化の普及を目指してさまざまな事業を展開しています。このたび、同社は日本政策金融公庫、西日本シティ銀行、佐賀共栄銀行の協力を得て、総額約1.2億円の融資を受けました。この資金調達により、同社が提供するお魚サブスクリプションサービス「フィシュル!」の会員拡大や商品開発、さらに海鮮丼専門店「玄海丼 GENKAIDON」の店舗拡大を目指します。

事業の成長と会員数の増加

ベンナーズが運営する「フィシュル!」は、家庭に未利用魚や天然魚を提供する新しい形のサブスクリプションサービスです。現在の累計会員数は59,000名を超え、多くの家庭で支持を受けています。今後はさらなる会員拡大に向け、商品ラインナップの充実やサービスの向上に取り組むことで、日本の魚食文化をさらに広めることを目指しています。

さらに、魚の魅力を直接体感できる店舗として、京都と大阪で展開している海鮮丼専門店「玄海丼 GENKAIDON」も注目を集めています。今回の協調融資は、こうした事業全体の成長性が地域金融機関から高く評価された結果であり、特に「フィシュル!」の飛躍に期待が寄せられています。

井口社長のコメント

株式会社ベンナーズ代表取締役社長の井口剛志氏は、「このたびの協調融資は、当社が目指すビジョンや事業の社会的意義が評価された証です。資金を活用し、より多くの方に『フィシュル!』と『玄海丼』を届けられることを嬉しく思います」と語っています。また、「サステナブルな水産インフラの構築を目指し、さらなる成長に挑戦していきます。水産業の未来を共に創る仲間を広く募集しています」とも述べています。

採用情報と未来への展望

今回の資金調達を通じて、ベンナーズは「フィシュル!」を中心に事業を拡大する計画です。そのため、業務や店舗の拡大に関わりたい方々を対象にした採用活動を進める予定です。採用情報は随時更新され、地域資源を最大限に活かしたビジネスに共感できる方に向けた情報を提供していくとのことです。具体的な職種や募集に関する詳細は、同社の公式ウェブサイトで確認できます。

会社概要

ベンナーズは、「サステナブルな水産インフラを構築することで、世界の水産業界にとって必要とされる企業を創造する」というビジョンを掲げています。ミッションは「作り手も食べる人も、そして社会全体にとって良い結果をもたらすようなビジネスモデルと技術を実現すること」です。

所在地は福岡県福岡市東区で、公式ウェブサイトや「フィシュル!」、「玄海丼 GENKAIDON」のホームページも運営し、多様な情報を発信中です。

■ 会社情報
社名：株式会社ベンナーズ
所在地：福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭2丁目3−1羽野水産福岡香椎冷蔵庫5F
代表者：井口剛志
公式ウェブサイト：ベンナーズ公式サイト
フィシュル!：フィシュル!公式サイト
玄海丼 GENKAIDON：玄海丼 GENKAIDON公式サイト

今後もベンナーズには注目が集まりそうです。彼らの挑戦が、水産業界に新たな風を吹き込むことを期待しています。