バンクガード、パソナグループとの資本提携でサイバーセキュリティ強化へ
バンクガードとパソナグループが資本提携
バンクガード株式会社が、株式会社パソナグループとの間で第三者割当による増資を実施したことが発表されました。この提携により、サイバーセキュリティ分野での研究開発が一層進展すると期待されています。
バンクガード株式会社の背景
バンクガードは兵庫県南あわじ市に本社を置き、2010年に設立されました。主にサイバー攻撃対策の研究開発を行っており、特に「スーパーワンタイムパスワード(SuperOTP)」という二段階認証技術の開発に注力しています。この技術はオンライン取引において、高度な安全性を提供することを目的としており、金融技術(FinTech)サービスの提供やコンサルティングも手がけています。
パソナグループの役割
一方、株式会社パソナグループは東京都千代田区に本社を置き、1976年に設立されて以来、人材派遣やBPOサービスを中心に事業を展開しています。パソナグループは、国内外で豊富な取引先と強固なネットワークを築いており、特に企業の人材戦略において多くの実績を持っています。このような営業展開力が、バンクガードとの連携を通じて新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
サイバーセキュリティの重要性
近年、サイバー攻撃は多様化、巧妙化しており、企業にとってセキュリティ対策は重要な課題です。その中で、バンクガードが提供する二段階認証技術は、特にオンラインプラットフォームにおいて顧客情報を守るための有効な手段とされています。今回の提携により、この技術の改良と普及が進むことが予想され、さらなるセキュリティ強化が実現するでしょう。
今後の展望
バンクガード株式会社の代表取締役、藤井治彦氏は「パソナグループとの提携により、私たちの技術とサービスをより多くの企業に届けることができると確信しています。サイバーセキュリティは今後ますます重要になっていく分野であり、私たちはそのリーダーでありたいと考えています」とコメントしています。
この資本提携が新たな展開をもたらし、サイバーセキュリティ業界における改革を進める契機となることが期待されています。
さらに、両社は共同でセミナーやワークショップを開催し、より多くの企業に対してセキュリティ意識の向上を図る活動も進めていく方針です。これにより、業界全体でサイバー攻撃への対抗力を高め、その結果として社会の安全にも寄与できるでしょう。
会社情報
- 会社名
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バンクガード株式会社
- 住所
- 兵庫県南あわじ市広田広田1037番地
- 電話番号
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090-1439-6745