5年連続で世界が認めた！スペインワイン「ラモン・ビルバオ」が輝き続ける理由

スペインのワイナリー「ラモン・ビルバオ」が、世界的なワイン業界から高い評価を受け続けている。2023年3月末に発表された「世界で最も賞賛されるワインブランド」のランキングで、同社は48位にランクイン。なんと5年連続の快挙だ。

このランキングは、英国のドリンクス・インターナショナル誌が主催し、世界中のワイン専門家たちがワインの品質、魅力、マーケティングなど様々な側面から評価している。5年連続でランクインを果たしたスペインブランドは、ラモン・ビルバオを含めてわずか2社のみ。その実績は、同社のワイン造りに対する情熱と、世界に認められた品質の高さを物語っている。

ラモン・ビルバオは、スペイン北部リオハ・アルタの中心地アロに1914年創業された歴史あるワイナリーだ。自社と契約農家の所有する広大なブドウ畑と、最新の設備を駆使して、世界的に高い評価を受けるワインを生み出している。近年では、グローバルカンパニーであるサモラ・グループの一員となり、さらに質の高いワイン造りに励んでいる。

今回の受賞で高く評価されたのは、ワインの安定した高品質さと、環境への配慮だ。ラモン・ビルバオは、持続可能なワイン造りを目指し、環境保護に積極的に取り組んでいる。

2017年から、スペインワイン連盟が支援する「気候保護のためのワイナリー」プログラムに所属している。これは、環境維持に関するワイン部門で、唯一の特別な認証だ。さらに、スペインで最初にブドウ畑の認証を受けたワイナリーでもある。

環境保護への取り組みとして、2016年から2020年にかけて、水の消費量、廃棄物の発生量、温室効果ガスの排出量を20%削減し、再生可能エネルギーの利用を20%増加させる目標を掲げ、そのうち水の消費以外のすべてのカテゴリで目標を達成した。

持続可能なワイン造りの環境を追求し、その集大成として、2022年4月よりオーガニック＆ビーガンのワインを販売開始した。

ラモン・ビルバオ・オーガニックシリーズには、白ワインと赤ワインがあり、いずれも自社畑のブドウを使用し、環境に配慮した製法で作られている。

ラモン・ビルバオは、高品質なワイン造りへの情熱と、環境への配慮を両立させながら、未来を見据えた取り組みを進めている。これからも世界中のワイン愛好家たちを魅了するワインを生み出し続けてほしい。