企業防衛の新たな局面へ!
少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕)は、伊藤 歩による著書『TOB阻止 完全対策マニュアル』をテーマとした読書会を開催します。このイベントは、練馬政治研究会および民事8部監視委員会との共催で実施され、企業経営者や取締役、株主が直面する買収リスクに対して、多角的な視点から議論を深める機会です。
開催趣旨
近年、日本の資本市場では敵対的TOB(株式公開買付け)やアクティビスト投資家の関与が増加しています。そのため、企業側は常に買収リスクへの対応を考える必要があります。本書は敵対的買収の初動や、企業がどの段階で何を判断すべきかを明らかにし、実務的視点から体系的に整理しています。
TOB対応は防衛策の有無だけでは決まりません。平時からのガバナンスの質が、実際の結果に大きく影響します。例えば、取締役会の構成や株主との対話、情報開示の姿勢が重要です。少数株ドットコム株式会社は、本書を平時からのガバナンス構築の教材として位置づけ、この読書会を企画しました。
書籍の要点
本読書会では、以下の要点を取り上げます:
- - 敵対的TOBのプロセスとそれに対する初動対応
- - 買収防衛策に関する法律や実務論点
- - 取締役会や特別委員会の役割とその限界
- - 株主や投資家の視点から見た「正当な防衛」と「問題のある防衛」
- - 日本企業や資本市場への示唆
参加者同士でのディスカッションを通じて、経営者、取締役、監査役、投資家など幅広い層の意見交換が期待されます。
開催概要
- - テーマ: 『TOB阻止 完全対策マニュアル』を読む - 敵対的買収時代における企業防衛とガバナンスの実務 -
- - 主催: 少数株ドットコム株式会社
- - 共催: 練馬政治研究会、民事8部監視委員会
- - 開催日: 2026年1月中旬(予定)
- - 形式: Zoomオンラインセッション
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 申込方法: [email protected] 宛てに、「読書会参加希望」と明記の上ご応募ください。
講師プロフィール
山中 裕は東京大学経済学部を卒業し、海外でも学んだ経験を持つ有名な投資家です。国内外200社以上に投資する中で、アクティビストとしても知られ、企業統治改革活動に注力してきました。彼が提案した施策の数々は、コーポレートガバナンスを改善するための重要な一歩を踏み出しています。
これまでの経験をもとに、日本企業のガバナンス改革に大きく貢献している山中氏の講義から、多くの示唆を得ることができるでしょう。
参加をお待ちしています!
敵対的TOBのリスクが近年高まる中、多くの企業経営者や株主にとって、本読書会は必見の機会です。ご参加いただき、共に日本企業のガバナンスの質について考える場合を楽しみにしています。