西周と洋学の歴史
2025-10-17 16:54:21

神田外語大学で開催される西周と幕末洋学の転換展の詳細

神田外語大学での特別展「西周と幕末洋学の転換」



2025年11月5日から14日まで、千葉県千葉市美浜区にある神田外語大学附属図書館の展示室で「西周と幕末洋学の転換」というテーマの企画展が開催されます。この展覧会は、西周と呼ばれる幕末の思想家が蘭学から英学への転換に果たした役割を、貴重な資料を通じて考察するものです。

西周の足跡と洋学の変革


本展では、幕末の西洋研究機関である蕃書調所に焦点を当て、西周の業績を紹介します。西周は1835年に生まれ、1862年にオランダへ留学し、当時最新の知識を学びました。彼の思想や活動は、幕末から明治へと続く日本の洋学の基盤を築くものでした。

展示内容は、西周が翻訳した文書や彼の著作を含む全32点の貴重な資料で構成されており、これにより、洋学の転換期におけるさまざまな側面を探求します。

シンポジウムの開催


展覧会の初日、11月5日には、日本研究所主催によるシンポジウムも行われます。このシンポジウムでは、西周の思想や生涯がどのようにして幕末の洋学の展開に寄与したかを多様な視点から議論します。

シンポジウムには、神田外語大学外国語学部の町田明広教授、京都大学名誉教授の松田清氏、グローバル・リベラルアーツ学部の上野太祐准教授が登壇し、それぞれが研究成果を発表します。参加費は無料で、事前申し込みも不要なのが魅力です。

展示会の詳細


  • - 開催期間: 2025年11月5日(水)~14日(金)
  • - 時間: 10:00~16:00(11月8日・9日は休館)
  • - 場所: 神田外語大学附属図書館展示室(7号館1階)
  • - 入場料: 無料

入場の際は、神田外語大学1号館2Fの総務部で入構手続きが必要ですので注意しましょう。

神田佐野文庫の役割


本展覧会で使用される資料は、神田外語大学の神田佐野文庫が誇る豊富なコレクションです。江戸時代から明治維新にかけての西欧文化に関する貴重な研究資料が揃っており、洋学の歴史を学ぶ上で重要な役割を果たしています。

この企画展は、学問や文化の交流が今も続いていることを実感させる貴重な機会です。皆さんの訪問をお待ちしております。


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会社情報

会社名
学校法人佐野学園
住所
東京都千代田区内神田2-13-9神田外語本部ビル6階
電話番号
03-3258-5837

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