未来の建設・測量業界を大胆に示す「CSPI-EXPO 2022」
2022年5月25日から27日の3日間、幕張メッセで開催される「第4回 建設・測量 生産性向上展(CSPI-EXPO 2022)」は、建設業界と測量業界の新しい潮流や技術の最前線を知ることができる注目のイベントです。この展示会には、建機や測量機器のリーディングカンパニーが参加し、最新のプロダクトやソリューションが披露されます。
出展企業が提案する次世代技術
CSPI-EXPOは、業界を代表する325社が出展し、1,800小間を使って最新技術を紹介します。展示される製品には、遠隔操作の建機や最先端のドローン技術、ICT化に対応したソリューションが含まれ、建設現場での生産性向上や人手不足解消に向けた具体的な提案がなされます。特に、「i-Construction」や「建設DX」といったテーマが重要視され、トレンドに沿った技術の導入が期待されています。
業界の課題に応える新たなアプローチ
近年、建設業界は深刻な人手不足と向き合っていますが、出展企業は「i-Construction」に基づく省人化の取り組みを推奨しています。具体的には、ドローンによる空中測量や自動運転技術、施工データの3D管理などが重要な役割を果たします。また、5G技術の活用により、建機の遠隔操作がより効率的になり、現場での安全性と生産性が大幅に向上することが期待されています。
特別セミナーで学ぶ未来
展示会の目玉は製品展示だけではありません。最新技術や業界知識を得られる特別セミナーも開催されます。国土交通省や著名な大学からの講演者が業界のデジタルトランスフォーメーションや測量技術の未来について語ります。これに参加することで、新たな知見を得るチャンスが広がります。
注目の出展企業
- - キャタピラーが提案する次世代油圧ショベルや3Dマシンガイダンス技術は、生産性を大幅に引き上げるもので、遠隔操作のプラットフォームは安全面でも注目されています。
- - コマツの電動マイクロショベルやデジタルトランスフォーメーション技術も目を引きます。これらは環境に配慮した新しい設備として、効率と安全性を兼ね備えています。
- - 日立建機のICT施工を支える油圧ショベルや、建機の自動運転技術は、業界をリードする存在です。
- - トプコンの最新測量機器やIoT技術も、次世代の測量業務を変革する要素となるでしょう。
このように、CSPI-EXPO 2022では業界全体の進化が感じられるイベントとなっており、未来の建設や測量業界を示す指標の一つと言えます。業界の専門家や関心を持つ方々は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?