新潟医療福祉大学と三条高等学校の新しい連携
2023年12月9日、新潟医療福祉大学と新潟県立三条高等学校は高大連携協定を結ぶ重要な式典を行いました。この連携は、高校生に対して医療系の職業や資格への理解を深めることを目的としており、将来の地域社会に貢献する人材を育成するための一環です。
式典には、新潟医療福祉大学の西澤正豊学長や木原亨事務局次長、三条高等学校の勝山宏子校長、北畑雄一郎教頭が出席し、連携協定の意義を語りました。特に高校生たちが医療の現場を経験し、実際の職業に触れることができるような機会を提供することで、より深い学びを実現していく方針です。
医療の現場を体験する
この協定を通じて組まれるプログラムでは、JA新潟厚生連と長岡赤十字病院、さらにはNSGグループの関連病院との連携を図り、高校生向けの病院見学などの体験学習を充実させています。これにより、実際に医療の現場を視察し、医療職業についての理解を一層深めることが期待されています。
新潟医療福祉大学は、全国でも数少ない医療系総合大学として、看護やリハビリ、栄養、福祉、医療ITの学びを提供し、特に「チーム医療」を実践的に学ぶ環境が整っています。また、組織的な資格取得と就職支援制度も整備しており、全国トップクラスの国家試験合格率や高い就職実績を誇ります。
スポーツと医療の融合
さらに、大学の特長としてスポーツ学科があるため、スポーツ分野との連携も強化されており、「スポーツ」×「医療」「リハビリ」「栄養」といった新たな学びが展開されている点も大きな魅力です。これにより、生徒たちは現代医療の幅広い分野でのキャリアパスを考えることができるでしょう。
NSGグループのビジョン
NSGグループは教育事業や医療、福祉事業を中心に多様な業務を展開する企業グループであり、その理念には地域の活性化を促進することが掲げられています。「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域が世界一豊かで幸せな場所となることを目指しています。その一環としての高大連携は、地域の未来を担う人たちに希望を与える機会を提供しています。
このように新潟医療福祉大学と三条高等学校の連携によって、次世代の医療人材が育まれることが期待されます。今後の取り組みにも注目が集まります。