成田麗子氏がロゼッタ社オンヤクカンパニーCOOに就任
株式会社メタリアルグループの一員であるロゼッタ社は、2023年7月1日付で元セールスフォースの成田麗子氏をオンヤクカンパニーの最高執行責任者(COO)に任命したことを発表しました。この人事は、同社が国内市場においてAI翻訳サービスのNo.1シェアを持つことを背景に、新たな成長を目指す戦略の一環として位置づけられています。
成田氏の豊富な経験
成田氏は、セールスフォース・ジャパンでインサイドセールスやフィールドセールス、マネジメント業務を通じて多岐にわたる成功を収めてきました。その後、株式会社Faber CompanyのCROとして、KPIマネジメントに基づく業績改善を実現。そして最近まで、株式会社Buysell TechnologiesでIS責任者やSCM責任者として非IT業界の組織構築に尽力していました。彼女のキャリアは、AI翻訳技術の進化とグローバル市場への適応を実現する上で大きな力となるでしょう。
AI音声翻訳技術「オンヤク」への期待
成田氏が参画することで期待されるのは、AI音声翻訳ツール「オンヤク」を通じて、より豊かなコミュニケーションを提供することです。メタリアルグループは「世界中の人々を、場所・時間・言語の制約から解放する」というミッションのもと、AI翻訳技術の革新に取り組んでいます。成田氏は、この技術が日本企業の海外展開を促進し、「言語の壁」を克服する手助けになると信じており、その実現に向けてさらに尽力する意向を示しています。
成田氏のビジョン
成田氏は自身の役割に対する意気込みを次のように表現しています。「私は当社の技術とサービスを通じて、日本企業が迅速に海外市場に進出できる世界を実現したいと考えています。AIの進化は、人々の理解や共感を遠ざけるものではなく、その架け橋となると信じています。」
技術革新を推進するメタリアルグループのCEO五石順一氏は、成田氏について「新しい風をもたらす存在」として高く評価しており、彼女のリーダーシップが「オンヤク」を中心とした事業の成長に寄与することに期待を寄せています。
これからの展開
今後、ロゼッタ社は成田氏のもとでAI翻訳技術の進化を加速させ、国内外のさまざまな業界に向けた専門的なサービスを提供していくことを目指します。彼女のスキルセットを活かすことで、同社はさらなる飛躍を遂げることでしょう。
メタリアル・グループとは
メタリアル・グループは国内市場においてNo.1のシェアを誇るAI翻訳サービスを提供しており、2,000分野に及ぶ対応力を持つことが強みです。法務・医療・製造業など、特定の業界向けに特化した文書作成サービスを展開しており、今後も革新的な解決策を提供し続けるでしょう。
結論
成田麗子氏の就任は、ロゼッタ社の新たなビジョンと戦略のひとつと言えるでしょう。AI翻訳の未来がどのように展開されていくのか、その進展から目が離せません。